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Posted by ブクログ
<目次>
第1部 「にせもん」編
第2部 「ほんまもん」編
<内容>
大阪生まれの高校の国語の先生による、大阪弁の解説書。人口に膾炙している言葉の事実や、方言に対する感覚の調査(自分の勤務校で調査している)など、きちんと分析をしている。結局、言葉は移りゆくものだし、意味も変わっていくのが当たり前だと思う。どこで「ほんまもん」の線をひくのかは、難しい問題だ。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
本当はことばの宝石箱なのに、ニセモンが出回っています―。
「もうかりまっか」誰が言うてんのやろ。
「がめつい」こんな造語はエエ迷惑。「ど根性」誤用の典型。
「こてこて」本来は薄味の文化です。
「まったり」大阪では主に味の意味。「きしょい」ことばのブラックホールや。
…ホンマモンをこよなく愛し、ニセモンの横行氾濫を憂し悲しむ。
大阪の人間まで唸ってしまう“正調大阪ことば指南”。
[ 目次 ]
1 「にせもん」編(「もうかりまっか」―誰が言うてんのやろ 「がめつい」―こんな造語はエエ迷惑 「おけいはん」―「はん」には法則があります 「どキレイ」「どうまい」―いくらCMコピーでも殺生な ほか)
2 「ほんまもん」編(「わけとくなはれ」も「おあいそなしで」も―謙虚な気持ちで
「おはようおかえり」と「よろしゅうおあがり」―祈りや感謝をこめて 「今日耳日曜」―平和主義は日頃から 「雨風食堂」で「血みどろ」―遊び心でシャレのめす ほか)
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