あらすじ
一九八四年に医療援助活動を開始してから二〇一九年に凶弾に倒れるまで,戦乱と劣悪な自然環境に苦しむアフガンの地で,人々の命を救うべく身命を賭して活動を続けた中村哲医師.良き聞き手を得て,自らの個人史的背景とともに,熱い思いを語った肉声の記録,待望の文庫化.遺志を受け継ぐ現地スタッフのメッセージを収録.
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
中村哲さんに関する本は初めて読んだ。
中村哲さんと火野葦平の関係も初めて知って驚いたし、中村哲さんのおじいさんとご本人がとてもお顔が似ておられることにも驚いた。
恐るべし!遺伝子!!
おじいさんと哲さんの中にある「人のために動く」という気質は顔だけではなく、その生き方にも脈々と受け継がれているのではないか。そんなことを思った。
20年ほど前の対談だが、哲さんや澤地久枝が感じた政府に対する失望と言うか落胆というかは今の日本の政府に対する多くの人の見方と大きく変わっていないと感じた。
今、中村哲さんが生きておられて、今の日本の様子を見られたらどんなことを感じられるだろう。
というわけで、機会があれば中村哲さんに関する本をまた読みたいと思わせる一冊。