【感想・ネタバレ】戦塵外史 六 双帝興亡記のレビュー

あらすじ

今日も道化の声が都の大路に響く。曰く、「この世は、ただ一夜の夢」、と。兄の名はヴァルキール。ガゼルーン帝国皇帝である。妹の名はアイーシア。自身の兄に、北の最果てに放逐された前皇帝である。時にヴァルキール二十歳、アイーシア十八歳のことであった。このままヴァルキールが天下を握ると思われたが、狩る者は常に狩られる者でもある。日々流転し紡がれていく運命の糸は、やがて二人のみならず、大陸全体を飲み込む巨大な潮流を形づくっていくのであった……。響くのは楽しげな道化の囁き。 「よい夢を」 戦塵外史シリーズ、堂々の最終巻! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ザ・スニーカーで掲載されていた頃から好きだった『戦塵外史』もついに完結。
最終刊は前後半に分かれた長編。
前半は傀儡となった兄の皇帝の話。後半は帝位から追われた妹の話。
前半は少し影のある話、後半はさわやかで気持ちの良い話で、戦塵外史の良さが詰め込まれたような内容でした。
後書きにもあるようにネタがあるならまだまだ書いて欲しいですね。

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2011年08月17日

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