【感想・ネタバレ】めざせ!ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシつくりますのレビュー

あらすじ

著者は天然記念物並みに希少な全国に20人程度しかいない現役の刑務所管理栄養士。知られざる刑務所の給食事情を、笑いありホロリありのエピソードを交えて紹介する。クサくないメシづくりをめざして調理経験ゼロの受刑者たちと奮闘する日々を描く炊場ドタバタ実録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

SNSで評判を見かけて、手にとってからあっという間に読み終えました。

刑務所での食事のことなど、なかなか接点のない世界を知ることができて興味深かったです。毎日異なる材料や作り方と向き合って、美味しい食事を作ることが更生になっていること、爽やかに書かれていて楽しく読めました。

また、著者が「ご家族が入所されている方にも知ってもらい安心して欲しい」と述べられていたのが印象的でした。

卒業された方が無事に社会復帰されることを、微力ながら応援しています。

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

扱えない食品とか色々制限があるのは分かっていたけど、それらの中でバナナにびっくり!
タバコが作れてしまうという理由も初知り。
黒柳さんのいい感じの「オカン」具合も、お仕事との相性の良さを感じた。
他所の刑務所に行って、麦飯の量を測ってきたりカップ麺を食べさせたいから方法を模索したりと、1人の栄養管理士として彼らを「犯罪者」という色眼鏡で見ることなく奮闘する姿もとってもかっこいいです。いくつかレシピも掲載されてましたが、試してみたいものが多い!(笑)特に「ピーナツ煮」が気になる(笑)

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2026年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ムショラン三ツ星

ドラマを観たかったのですがタイミングがなく見れなかった・・と思っていた時に見つけました。
読んで大正解の本でした。
そもそも、刑務所での調理が、栄養士さんと、受刑者で作業されているということを知りませんでした。
さらに、刑務所ならではの制約や工夫の仕方は、子供との関わりにも通じる部分がありますし、料理をしない方には通じない常識に関するクスッと笑えるエピソードは読んでいてとても楽しかったです。

以下は印象に残ったことです。
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・受刑者は、10分で食事をしなければならない。届く頃には暖かかったご飯も冷めている。刑務所から出たら湯気が出た食事を食べたい、という人も。
ご飯を残しても他人に与えてはいけない。貸し借りとなり、トラブルにつながるから。

・受刑者だけでなく、料理をしない男性は、感覚的な言葉が通じない。とろみとか、もったり、とかひと口大とか。数値で表すようにしているという。

・みりんなどの酒類は使えない。コンセントに入れて火を出せるようなアルミホイルもダメ。バナナの皮たばこというものがあるからバナナもだめ

・じゃがいもの芽を取るために、受刑者たちはピーラーの部分でずっと削っていて、可食部が減ってしまっている。この対策として、やり方を教えるのではなく、じゃがいもの種類をメークインにすることや、冷凍のじゃがいもを使うことで皮むきの手間を減らした。
→確かに、作業者が入れ替わることを考えると、食材側に工夫をすることも大事なのかと目から鱗でした。

・獄旨ドーナツ。長時間勤務の方達の夜食だったが、人気メニューのため給食で出すことに。おやつではなく食事として出すことを正当化したいから、おからを入れた。

・大量調理のスイーツは、食事の調理と違って、材料を少しずつ足すということができないから難しいらしい。それでも、喜ばれるからさまざまな工夫をした。
→すごいなあ。給食調理の方や栄養士さんってすごいなあ。と思わされました。

・カップ麺をなんとか年越し蕎麦として出し、たまにならカップ麺は特別になるよね。と言う話。「食事は楽しくなければいけない。というか、楽しくなければそれは食事ではなく、エサだと私は思う。」
→刺さった・・涙がでました。子供達に、さっさと食べ終わって欲しいと思っちゃってて。ご飯軽くと味噌汁さえあればいいな、って思う平日ばかりだったから。遊んでないで食べて。と言うばかりの日々だったから。まあそれとこれとは違うと思いますが。

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

刑務所の中の、炊事工場の中の話。
食を通して、平等や協力を重視していく過程がよかった。
受刑者自身が作ることにも驚いたが、お米の量などが定められていることにとても驚いた。

著者が行う男の料理教室では、玉ねぎの皮を剥くのかと聞く人がいたというが、環境や時代によっても「食」への関わりが変化するのかと関心した。

扉を作らない、危ないものは置かない、卵の殻に注意するなど、さまざまな壁がある中での刑務所栄養士の役割はとても重要だと感じた。

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2026年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラジオでたまたま著者がゲスト出演されてて知った。

刑務所って「あそび」が皆無の殺伐とした空間かと思ってたから、平和なほっこりエピソードが多数出てきて意外だった。
初犯の受刑者が集まる刑務署というのもあるし、さらに炊場に抜擢されるのは「エリート」だということもあるかもしれないが…

食べるの大好きなぽっちゃりさんが、食事の量を嘆きつつも適正体重にもどったり、甘いものに飢えて入所するとみんな「スイーツ男子」になり、あんこが大好きだとか…微笑ましいとすら思ってしまう。

3食全てをまかなうわけだから、栄養的にも責任重大だし、食事が少ない楽しみであり情緒の安定がかかってるという点でもプレッシャーがすごそう。それを限られた予算(1日3食500円)と時間で、安全に提供しなければならない…なんとクリエイティブでやりがいのある仕事だろうか。
あくまで軽やかに楽しんで仕事されてるの (ように文章から感じる)のがすごい。
こういう肝の据わった方だったからこそ上手くやれてるのかなとも。

どうしても年越しカップ麺を食べて欲しくて課長に力説し、美味しくたべる方法をプライベートで研究したエピソードからは、喜ぶ顔が見たいという気持ちが伝わってきた。

確かに、工夫したことにこんなにも反応がもらえるなら、もっと喜んでもらおうと、頑張っちゃうだろうな。

やっぱり「食」って大事だよなと改めて思った。黒柳さんと働いた受刑者の方々が、前向きに社会生活を送れてるといいな〜。

小林聡美さんで映画化してほしい…と妄想。大人の事情で無理なんだろうな、笑

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2025年09月09日

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