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著者は天然記念物並みに希少な全国に20人程度しかいない現役の刑務所管理栄養士。知られざる刑務所の給食事情を、笑いありホロリありのエピソードを交えて紹介する。クサくないメシづくりをめざして調理経験ゼロの受刑者たちと奮闘する日々を描く炊場ドタバタ実録。
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「ムショラン三ツ星」
2026年5月~ NHK総合 出演:小池栄子、中村蒼、ともさかりえ
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Posted by ブクログ
とても興味深く読めました。 ドラマ化もされたようですね。 食は人を作りますね。 気持ちよく読めました。 元受刑者への手紙といわれてる意味合いもわかりました。ありがとうございました。
この本を手に取ったきっかけは、NHKのドラマ。 私自身、管理栄養士として働いたことがあるが、栄養士と言えば、学校や病院、保育園、給食会社、保健所が多く、刑務所栄養士の話は今まで聞いたことがなかった。 私が観たのは第二話で、「イカレモンフライ」なるメニューが出てくるのだが、それが西尾市の学校給食発...続きを読む祥だと紹介され田ため、「ん?愛知県の話?」とさらに興味が湧いた。 刑務所栄養士は献立作成が主で、基本的に調理はしない。調理をするのは受刑者で、厨房(炊場=炊事工場)に入れるのは素行の良い「優秀な」受刑者だけ。 しかし、調理経験がほとんどないものがが多く、「麺をゆでる時は、くっつかないようによくかき混ぜる」とか、「耳たぶくらいの硬さ」など、調理の常識やあいまいな指示は通じないそうだ。 数量に厳しく、公平に分けないと争いが起こるとか、バナナは闇タバコになるから禁止とかの話は面白かった。 著者の、「通常、栄養士は厨房の調理員さん達にあれこれ気を遣って働いてもらうが、ここではその必要はない」という言葉は新鮮だった。
著者は刑務所の管理栄養士。ご飯自体は刑務所内の受刑者自身が作っている。彼らを指導しメニューを考えるのが筆者の役目である。刑務所に入って初めて料理したという人も多い。生活に無頓着だ。刑務所内では一番の楽しみが食事なので、なるべく美味しく作りたい。 給食の調理場のことを炊事工場、略して炊場と呼ぶ。係は...続きを読む準備係、下処理係、炊飯係、揚げ物係にわかれている。炊場担当の刑務官は見張ってるだけ。炊場には素行の悪いものは配属されない。刃物や火もあるし、嫌がらせで異物混入などする恐れがあるからだ。作業報奨金も他部署より高い。夕方5時には食事が終わるので、朝まで空腹に耐えるのが大変。刑務所で毎日風呂に入れるのは炊場受刑者の特権。 バナナの皮でタバコができてしまうので、バナナの皮は禁制品。アルミホイルをコンセントで通電すると火が作れるので、アルミホイルもダメ。みりんはお酒替わりになるからダメ。調理酒もダメ。 祝日にはお菓子が配られるが予算60円。給食費も1日で520円。
おもしろかった! こういう仕事があること、いろいろな人が携わっていること、知らないことがたくさん。 食って本当に大事。 作りやすく考えられたムショランレシピは参考になる✨
とても勉強になりました。 刑務所の食事のイメージ少し変わりました。どんな相手であっても愛情と色々なアイデアで喜ばせる仕事はすごいと思いました
この本、小説だと思っていたがエッセイだったのか…とちょっとガッカリしつつ読んだら、面白かった! 私も栄養士の資格を持っているので、この著者のマインドは共感しかない。 語り口もユーモラスなのでとても読みやすく、オススメです。 ほとんど料理出来ない受刑者たちが、限られた時間での安全な大量調理をするため...続きを読むに、やむを得ずレトルトや冷凍惣菜を使用している。 しかしそういったものは割高なので、提供量が少なくなる。 受刑者たちは、我々の想像よりはるかに食事を楽しみにしているので、美味しく少しでも量を増やして、腹持ちの良いものを。と著者が工夫して受刑者を指導し、手作りのものや新メニューを取り入れていく。 その姿勢が素晴らしいと思った。 前科のある人を色眼鏡で見てしまう気持ちは、正直私にもある。 人となりを知らなければ怖いなと思うし、その人が本当に更生しているのか疑ってしまう気持ちもある。 だけど、黒栁さんの 『被害者が加害者を恨んだり許せないと思ったりするのは当然。でも、この本を読んでいる大多数の人は第三者ではないだろうか』 という言葉にハッとした。 積極的にかかわらなくても、忌避する必要もない。 願わくば、出所後の人生に幸あらんことを。 と思った。
とても読みやすい内容でした。栄養士さんが受刑者に対し変に肩入れせず、かといって偏見も持たず、自分のみたその人だけを描いてる感じも好感が持てました。クサイ飯という印象がなんとなくありましたが、栄養士さんが限られた予算でできる限り美味しく唯一の楽しみを作ってあげようとしているのも良いです。作者さんの温か...続きを読むさが、受刑者の更正に少しでも役立ってたらいいなと思いながら読み終えました。
刑務所の栄養士という珍しい立場の方が書かれた本。クスッと笑ってしまうような面白いエピソードが多くて楽しめた。刑務所の外にいるのも、中にいるのも結局は人だからあまり遠すぎる世界ではないと感じた。
努力、挑戦、そしてパッション
著者は努力家なので共感が持てる。公務員なのに、時々言葉使いがちょっと、と思うのはマトリが潜入捜査とかしてヤクザ言葉が板についてしまうのと同じような現象なのだろうか。しかし文章表現は上手いです。現場のことがよくわかります。本人の性格とか味が出ているので言葉使いもこれでよしとします。更生施設で10年も尽...続きを読む力して、人に頼られ、素晴らしいキャリアだと思う。そのリーダーシップを活かしてこれからも頑張ってください。
#笑える #アツい #タメになる
ドラマが面白かったので原作も読んでみました。 愛知県三河地方のイカレモンフライが郷土食として出てくるのは著者の勤務先が岡崎の刑務所だったからなのですね。 ドラマ用には話が盛られているかと思いきや、意外と原作に忠実(実話が多い)のも胸熱。 「ムネ肉でいいっす」と言われてキレるエピソードはドラマでも...続きを読む見たかった。
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めざせ!ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシつくります
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黒栁佳子
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