あらすじ
多くの情報に囲まれている現代では、素晴らしい言葉や文章があふれています。プレゼンや面接、履歴書やネットメディアなどなど、言葉を使う場面は たくさんありますが、他人の受け売りやコピペ文書でのりきるのがあたりまえの時代です。ですが、そうして発信する言葉に説得力があるかといえば、 そんなことはありません。他の誰かが言った言葉をあなたが使ったところで、誰も注目してはくれないのです。そこで本書では、メディアで活躍する著 名人や、グッとくるブログ、思わず回してしまうチェーンメールや日本中をイラッとさせたACのCMなどを引き合いに、誰でも自分の言葉で語れる技 術を伝授します。帯の70年代少女漫画風のイラスト(グッときている表情)もポイントです。
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Posted by ブクログ
自分の言葉で語る技術というタイトルであるが、タイトルにこだわらず、「どうやったら伝わるか」「どうやったら相手の心に刺さるか」というテーマで書かれています。
58のコツとあるように、1個1個がTipsになっていて気になるところだけ読むこともできるのでとても読みやすかったです。
特に「体験は自分の言葉を生み出す原動力だ」というのは確かにそうだと思います。私は特別知識があるわけではないですが、自分が経験したことであれば自分にしかかけない「自分の言葉」になるはずです。
あとは、それをどう噛み砕いて丁寧に書くか。
これも「受け手の言葉で語れ」という内容で書かれていました。
ブログを書くとき、常に頭に入れておきたい言葉です。
自分の言葉で語るための基本3か条
1.自分の体験から得た発見を具体的に語る
2.視点や次元を意識して変えながら語る
3.語り方の巧拙よりも伝えたい気持ちと少しの勇気
[そのほか]
・「具体化」と「抽象化」を繰り返す
→たとえば、と要するにを使う
・議論の次元を変えることで自分の言葉にする
・現在→過去→未来で自己紹介する
・言いたいことを1行で言えるようにする
・タイトルが9割