あらすじ
これは、後日譚。魔王を倒した勇者の物語――。
人間と魔族が争う世界――魔王軍を壊滅させたのはたったひとりの勇者、ロイドという男だった。魔王から神に近いとまで言われた力を持つロイドは戦後、王により辺境の領主を命じられ、遠ざけられた。さらにその地に棲む皇帝竜の討伐も頼まれたが、早々に倒してしまう。しかし敗れた竜は、美しい女性に変化し、ロイドの伴侶になることに!? これは最強と呼ばれながらも自分自身の価値を見つけられなかった男が「家族」を見つける物語。
王道冒険譚とは一風変わった、異端ファンタジーコミカライズ開幕!!
感情タグBEST3
こういう細かいことは気にせずに楽しいノリの展開は好きですね。
無表情勇者と感情豊かな竜王イヴ、対照的な二人が微笑ましい。
冒頭のシーンから察するにハーレム展開になって行くのだろうけど、
無駄なエロ描写や嫌味がないところが良い。
それでいて家族になって行く過程が押しつけがましくなく描かれていて好きです。
匿名
表紙に惹かれて読んでみました。
背景、エフェクト、モンスターの描き込みには力の入れようを感じますが、なぜか人物の表情に物足りなさがあってそれが作品全体に響いている気がする。
好みの問題?
異世界チートファミリーの話。
主人公は寡黙であり、それは悪くない。
が、妻…皇帝竜が人間化して以降は、彼女が完全にギャグキャラに。
まるで「転スラ」の「ヴェルドラ」が人化した時のよう。
これが非常に軽く、本作が「チートほんわかギャグマンガ」になってしまっている。
転スラの場合、軽いキャラや軽いシーンが存在していても、物語自体はかなり重厚で奥深い。
だから許せるのだが、本作はメインキャラが軽い為に作品自体が軽くなっている。
絵は問題ないレベルであり、キャラ絵は全体的に幼いが悪くはない。
この軽さを良いと感じるか、深みがないと感じるか、それが本作への評価の違いとなると思う。