あらすじ
莫迦にするんじゃあ、ないわよ――。金陵一と謳われた美妓の最期。血よりも濃い花街の絆。纏足をほどいた女の覚悟。唐から清へ、幾百年にわたる歴史の渦のなか、強く気高く自分の足で歩き続ける妓女たちの愛と矜持を描く全七篇。〈解説〉佐藤信弥
◇目次
・朱唇
・背信
・牙娘
・玉面
・歩歩金蓮
・断腸
・名手
・新装版 あとがき
・解説 佐藤信弥
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Posted by ブクログ
中華妓女の話をあまり読んだことがなく、興味を惹かれて購入。
妓女なので悲しいラストが多いと思いきや、それでも本人達はハピエンなのかなと思うものもあったり。
物語のメインキャラが妓女じゃないものもあって、それもまた面白い。
背信
好きの形、愛の形にはいろんな形や表現があるのに、抱かれることでしか愛を受け取れない可哀想な女。
玉面
コミカルで痛快な中に、妓女の悲哀が滲む。
歩歩金蓮
この物語で纒足を多少は戻せることを知った。
この本の中で1番純愛の話だと思う。
名手
ここで白楽天かーーー!
元になった作品を後書きなどで紹介していたので、読みたくなった。
著者の他の中華作品も読んでみたい。