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Posted by ブクログ
食べることが大好きなほっこりキャラな部分は変わらず、でも自ら学びを深めたり、正社員として一歩踏み出したりといった、主人公・アンちゃんの大きな変化、成長が存分に描かれていて、楽しく読み終えました。
乙女・立花さんをはじめ、これまでのレギュラーメンバーは変わらずいい人たち。そして新たに加わった藤代店長が、これまたいい人。お客様たちも含めて、出てくる人たちに変な悪さがなく、安心して読めるのもこのシリーズのいいところ。
今回は時にアンちゃんを応援し、時にアンちゃんに共感しながら読み進める中で、仕事をすることの意味や楽しさをを改めて考えさせられました。
続編も楽しみです。
Posted by ブクログ
p.65
水と油。月と太陽。静と動。色々あるけど、正反対のものって実はペアだよね。二人を見ていて、私はそんなことを思う。
p.376
『大福が大きいって、幸福マシマシって感じで最高だね』
アンちゃんシリーズ4作目。面白かったです。ですが、立花さんとの関係性はまだ進展しないのですね。立花さんはちょっとウジウジし過ぎじゃないですかね。
そして、その立花さんだけじゃなく桜井さんもみつ屋を出ていくような展開。
新しい店長さんも悪くはないけど、やっぱり椿店長と思ってしまいます。
アンちゃんが正社員になると決心した時は読みながら「おーっ!」と声が出てしまいました。
次作を心待ちにしています。
Posted by ブクログ
アンちゃん、もう職場の誰彼からモテモテじゃないさ。新店長の藤代さんは善人に過ぎるくらいだ。君が大いに評価される働きをしているとしても、かくも親身に処遇を考えてくださる上司なんてそうはいない。そんな中で贅沢な迷いを抱く君に正直甘えるなって腹立ってた。正社員になってひと安心。俺は完全無欠の昭和のオヤジだからね。立花くんはアンちゃんとの距離感にそこまで悩む?椿店長しかり、気遣いが過ぎるような…。でもそうかもな。正木教授じゃないけど、いいつもりで若者に近づくとやばいよね。選択権は年配者側にはない時代になったから。
Posted by ブクログ
久々のアンちゃんシリーズ。
今回の装丁も可愛くて美味しそう!
今回は、それぞれの『幸福』に向かってみんなが一歩前進した回でしたね。
もちろん大好きな人とずっと一緒に働きたいけど、社会に出ると異動、転勤、退職、色々あるからずーーーーっと一緒はなかなかないもんね。
フィールドが違っても、ずっとの絆があるみつ屋オリジナルメンバーが羨ましいです。
こんな素直なあんちゃんだからこそ、みんなお店の外でも仲良くしたいって思えるんだろうな。
わたしも見習わなくては…。
社会人は日々修行ですね。
新年度、気を引き締めて自分のことを顧みる機会になった一冊でした。
しかしながらとりあえず柑橘食べたくなったので家にあったデコポン食べます。