あらすじ
片山恭一の原点となる、幻のデビュー作!
大ベストセラー「世界の中心で、愛をさけぶ」で社会現象を起こした片山恭一の幻のデビュー作が、ついに電子化! ぼく、恋人のカヲル、友人のジーコが交錯する、愛と死の物語。かつて誰にでもあった、少年少女最後の時代を過ごす3人の奇妙な恋愛模様を軸に綴られる、読むたびに胸の熱くなる70年代青春ストーリー。片山ワールドの原点が、ここにある。
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Posted by ブクログ
一番好きな本。ジーコの哲学は、いつ読み返しても最高。部分部分は精密で完璧なのに、全体はねじ曲がっている感じ。あと、関係ないけど、片山恭一の作品に共通する、独特な感じのする会話の掛け合いが好き。
Posted by ブクログ
あのあとカヲルとは別々の道を歩いていったのかな?ジーコの言ってた「2番目に好きな人と結婚する」っていうやつ。
タイトルの「きみ」=ジーコ?
ちょっと難しかったです。うーん。
Posted by ブクログ
さっき読みました。
前に読んだことのあるこの作者さんとおんなじ色の気がしました。
表紙の色と同じような薄い淡い見えないような色
内容はどんな言葉にしても駄目にしてしまうような気がしました
ジーコが言ってたから。
未来のために今日が潰れるみたいな。
全然ちゃんと覚えていないことがわかった。
私の読書の仕方はいつもそうだと思う。
今日できないことが未来に出来るわけないみたいなことがあって
今の私には逃げているのと区別がつかなくなりそうだと思いました
その言葉を読んだときにここを思い出して
思い立ったがやってみたのでこれが1冊目です
この話は音楽と本がたくさん出てきました。
本で本が読みたくなったりコーヒーの匂いがかぎたくなったりするから不思議
今日から逃げないようにする
今から現実を見据えてやることをやる