【感想・ネタバレ】看取りの医者のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2013年05月02日

人生の終末のことについて、大変重要だけれど、避けたくなる問題。
しっかりと考える機会を得られたことに感謝。
最期をどこで迎えるか。
大切な人の最期をどこで迎えさせてあげるか。
考えておきたい大事なこと。
「自分の家での最期を」と願う人々の味方、訪問医療に取り組み、自宅での療養する人々を見守っている医...続きを読む師のお話。
自然に泣けてくる話も、辛くなる話も、どの話にも、感動します。
そして、自分自身の今後の心構えについても、思いは巡ります。
ぜひ、一読を。

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Posted by ブクログ 2012年05月29日

多くの患者との関わりを通じて、一人の医師が「看取りの医者」になっていく。その思いや、仕事に臨む気構えのようなものがよく伝わってきて、言葉は変だが楽しく読めた。「自宅で死のうよ」という呼びかけが、心にストンと落ちてくる。

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Posted by ブクログ 2011年12月08日

自分が学生時代を過ごした町での、在宅診療・看取りをテーマにしたドキュメント短編集。
最後は亡くなる方の話が中心ながら暗くないのは文体もさることながら、実体験が暗くない場合が多いからなんだろーか。

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購入済み

自宅で死のうよ

2013年10月31日

老健に勤務していますが、やはり最期を施設で迎える方が多くいます。DNRを希望される御家族も増えていますが、自宅で看取るケースは稀です。
家族介護や、『ぽらりす』のような所で仲間に看取られるのは幸せなケースだと感じます。多くの方の支援は必要ですが、住み慣れた自宅で安らかな顔で逝けることが、一番だと思い...続きを読むました。
このような先生が地域にいてくれると、いいなと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年09月07日

昔は8〜9割を超えるような自宅での死が
今は病院でのそれへと変わっている。
そこに死にゆく人の真意は反映されているのであろうか?

兼ねてから、死というものへの考えを巡らすようになっていた私たち夫婦。
病院へいくということ、薬を飲むということ、
手術という選択についても、よく話し合っていた。

医師...続きを読むがどのくらい病気とそれを患う患者の体力や回復力について、理解されているのであろうか?
その手術は果たして、本当に患者の暮らし方生き方にプラスであろうか?

生きるということ、幸せな死とは?
私たちはもっと慎重に深く死について考えなければならないのではないか?

訪問医療という新しい分野にわけ入った著者が
人間の死について、本人家族の幸せを考えた本で、
たくさんの本物の事例が美しい文章とわかりやすい解説とで、実に愛情深く描かれております。
オススメの一冊。

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Posted by ブクログ 2013年03月31日

【読書その24】終末期医療の訪問医である平野国美氏の著書。自分自身、介護保険の「看取り」を支える様々な制度を所管する仕事をしているが、「看取り」のイメージがわかなかったため手に取る。本書では、数多くの「看取り」を続けてきた医師が現場で見て、その中で考えてきた「人にとって最もふさわしい最期の場所」とい...続きを読むう問い。死といかに向き合うかというのは人間にとっての永遠のテーマ。本書では様々な家族模様から家族愛とは何かまで見えてくる。 自分自身の死生観についても考えさせられた一冊。

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Posted by ブクログ 2020年09月08日

これを医療小説と思って読んではいけない。
これはこの著者である医師の診療記録です。

終末期医療について考えさせられるが、自分の家族となるとやはり延命治療を希望してしまうんだろうなぁ

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