作品一覧

  • 70歳からの正しいわがまま
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    最期のそのとき、「納得」するか「後悔」するか――。 その、ただ1つの「分かれ道」とは? 2700人を見送った看取り医が、70歳からの生き方を教えます。 「生が燃え尽きる瞬間」に立ち会い続ける、白衣を着ないひとりの医師。 彼はこう言います。 ―――――――――――――――――― 「息子に面倒掛けたくない」「娘がそう言うから」 そんな言葉をよく聞きます。 本当は小さな「ああしたい」「これをしたい」があるけれど、 それを言えないやさしい高齢者たち。 私はあえて言いたい。「わがままになれ」と。 誰かのいいなりの、「おりこうな老人」にはなるな。 ――――――――――――――――――― この本は、2700例の看取りをしてきた医師による、 「命の燃やし尽くし方」のサンプル集。 どんなにお金がなくても、学がなくても、孤独でも、 たとえ体が不自由であったとしても、 “納得いく最後”を迎えることができれば人生はハナマル! そのための、「正しいわがまま」のヒントが満載です。 人生の最終コーナーでは、もっとわがままに、がむしゃらに生きよう!
  • 看取りの医者
    4.5
    1巻605円 (税込)
    大竹しのぶ主演でテレビドラマ化決定! 終末期医療の訪問医が見届けた感動実話全9話。数多くの「看取り」を続けてきた医師が問う「人にとって最もふさわしい最期の場所」とは。 真の家族愛を描いたあの感動作がついに電子化。 そしてテレビドラマ化も決定。 著者は地方の開業医。 開業医といっても、この医院を訪ねてくる患者さんはほとんどいない。 なぜならこの医師は訪問専門の医者だから。 患者には末期ガンや脳梗塞を患う人が多く、これまで何百人という患者さんを看取ってきた。 その過程で人間にとって、本当に幸せな最期とは? と、医師は常に考えるようになった。 本書ではその医師が経験してきたさまざまな「看取り」のなかから、せつなくも感動的な最期のカタチを、9編集めている。 どの話にも、私達がいま考えておかなければならないテーマがつまっていて、思わず涙するシーンが待っている。

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ユーザーレビュー

  • 看取りの医者

    Posted by ブクログ

    人生の終末のことについて、大変重要だけれど、避けたくなる問題。
    しっかりと考える機会を得られたことに感謝。
    最期をどこで迎えるか。
    大切な人の最期をどこで迎えさせてあげるか。
    考えておきたい大事なこと。
    「自分の家での最期を」と願う人々の味方、訪問医療に取り組み、自宅での療養する人々を見守っている医師のお話。
    自然に泣けてくる話も、辛くなる話も、どの話にも、感動します。
    そして、自分自身の今後の心構えについても、思いは巡ります。
    ぜひ、一読を。

    0
    2013年05月02日
  • 看取りの医者

    Posted by ブクログ

    多くの患者との関わりを通じて、一人の医師が「看取りの医者」になっていく。その思いや、仕事に臨む気構えのようなものがよく伝わってきて、言葉は変だが楽しく読めた。「自宅で死のうよ」という呼びかけが、心にストンと落ちてくる。

    0
    2012年05月29日
  • 看取りの医者

    Posted by ブクログ

    自分が学生時代を過ごした町での、在宅診療・看取りをテーマにしたドキュメント短編集。
    最後は亡くなる方の話が中心ながら暗くないのは文体もさることながら、実体験が暗くない場合が多いからなんだろーか。

    0
    2011年12月08日
  • 看取りの医者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昔は8〜9割を超えるような自宅での死が
    今は病院でのそれへと変わっている。
    そこに死にゆく人の真意は反映されているのであろうか?

    兼ねてから、死というものへの考えを巡らすようになっていた私たち夫婦。
    病院へいくということ、薬を飲むということ、
    手術という選択についても、よく話し合っていた。

    医師がどのくらい病気とそれを患う患者の体力や回復力について、理解されているのであろうか?
    その手術は果たして、本当に患者の暮らし方生き方にプラスであろうか?

    生きるということ、幸せな死とは?
    私たちはもっと慎重に深く死について考えなければならないのではないか?

    訪問医療という新しい分野にわけ入った著

    0
    2018年09月07日
  • 看取りの医者

    購入済み

    自宅で死のうよ

    老健に勤務していますが、やはり最期を施設で迎える方が多くいます。DNRを希望される御家族も増えていますが、自宅で看取るケースは稀です。
    家族介護や、『ぽらりす』のような所で仲間に看取られるのは幸せなケースだと感じます。多くの方の支援は必要ですが、住み慣れた自宅で安らかな顔で逝けることが、一番だと思いました。
    このような先生が地域にいてくれると、いいなと思います。

    1
    2013年10月31日

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