あらすじ
結婚情報サービス「オーネット」のマーケティング部長が教える、婚活の秘訣。相手は普通の男がいい、というあなた。会話力・ルックス・身長・清潔感・ファッションセンス・学歴・年収がすべて普通の男なんて、たったの0.8%! 年齢にかかわらずバツイチのほうが早く結婚に至る理由は? 女磨きは役にたたず、女がバカにするベタテクはなぜ効果があるの? 5人に1人が一生結婚できない“生涯おひとりさま時代”はすぐそこ。数字と現実を見据えたリアルな婚活本!
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「普通の旦那」のハードルの高さ
普通の条件も掛け合わせると出現率がものすごく低くなってしまうという当たり前だけど厳しい現実を
これでもかとデータで裏づけをされます
それでもあなたは結婚したいですか
Posted by ブクログ
普通のダンナがみつからない
<”結婚”を阻むファクター(個人)>
・「普通の〜」とはいうが、普通の人間を50%と仮定し、かりに普通のルックス、普通の身長、普通の年収・・・と掛け合わせていくと、50%×50%×50%×・・・と限りなく相手は少なくなっていく。
謙虚なつもりでいっているこの言葉が、隠れた前提に気づかせない、思考停止ワードとなっている。
・合コンは時間の無駄
デキる男性にとって、女性に選定されるだけで、費用も時間も食われる合コンはお金と時間の無駄。
それよりはビジネスランチをして、年収をアップしたほうが結果的にモテる。
・不倫は大敵
不倫は結婚の何よりの敵。
貴重な時間が失われていくとともに、男性を見る目が肥えてしまい、他の独身男性への興味が薄れる。
<”結婚”を阻むファクター(社会)>
お見合いはかつての1/10に。よっぽどのノックアウトファクターがなければ成婚に至ったかつての結婚のインフラが激減したことを示している。これは合コンや紹介でも埋められない。
少子化を測る度合いとして合計特殊出生率があげられる。
近年、夫婦間で作る子供の数が減少しているわけではない。
だが、結婚するカップルの数自体が減少しているせいで、出生率は落ちている。
40代の男女は、男性は若い女性(20代)を求め、女性はより高収入でいけてるシニアを求めるが、そういう男性はすでに既婚。
なので、40代同士のミスマッチは大きい。
<それでも結婚に至るためには?>
男性が結婚を意識するタイミングは、
・自分の病気
・親の病気
女性からのプロポーズは72%がOK。
女性から「私が幸せにしてあげる」というのは最強のプロポーズ。
責任感が強く、迷っている男性の後押しとなる。
必死で探して、ちょっと気が抜けた半年〜1年後ぐらい軒が抜けたときに見つかることも多い。
ずっと自然体、ではなくそれなりにやることをやる必要はある。
市場価値が低いと思われがちなバツイチの女性は成婚する率が高い。
これは相手に「惚れ力」が強いためと思われる。
成功するためには、柔軟性があり「ガンコじゃない」ことが大切。
感想
あくまでも「成婚」が目的であり、そこに至るためのあれこれがかかれている。
若干、数字の使い方が強引強引な気がするものの、
男性と女性の求めるものの違い、お見合いというインフラの激減、結婚はが「嗜好化」する中での心構えが興味深かった。
Posted by ブクログ
うなづきっぱなし。これが現実。しかし、やはり妥協は無理。無理無理。飲み込もうと限りなく努力しても、飲み込めない物はやっぱりあるのよ。高望みじゃなく、普通を求めてるけど、それがすでに高望みになってしまっている所が辛いデスね。
Posted by ブクログ
なるほどーと。
確率の問題だけど、たしかに、すべてが普通の人はものすごく少ないということがとてもよくわかった。
途中途中にある、男子をオトすテクが参考になった。
こんなのベタで恥ずかしすぎる、っていうのをやるべきなのね。
Posted by ブクログ
元戦略コンサルタント西口氏による婚活本。
婚活をする女性の立場に立って、市場を定量的なデータで論理的にぶったぎる様が鮮やかすぎる!
婚活女性出なくても、単に読みものとしてもとても面白いし、
データをどう読み取り行動に結びつけるか?という身近でわかりやすいケーススタディになる。
婚活を本気でこれからしようとしている女性には非常にオススメ!
Posted by ブクログ
オーネットのマーケティング部長さんの本。
なぜ結婚できないか。でデータを用いた現状の可視化。
どうすれば結婚できるか。で、課題解決の方法論。が学べる。
テーマが日本のしゃかいもんだいである、少子化、晩婚化なので、楽しく読める。雑談のネタとしてもよい。
Posted by ブクログ
元戦略コンサルタントによる婚活の書。
結婚できない人に対する、コンサルタントとしての冷静なデータによる突っ込みは読み物として非常に面白かった。データも豊富。
草食男子ならぬ「偏食」「小食」「自炊」男子というのは面白かった。
Posted by ブクログ
借りたもの。
かなり耳が痛い。
元々戦略コンサルタントで結婚情報サービス・オーネットのマーケティング部長による現実的な現在の結婚の話。
既婚者の方が幸せ実感率が16%高い事、老齢になれば友人よりも孫や家族を大切にする回帰性があること、結婚のメリットも具体的な数字で提示。
統計と計算に基づく数字化された婚活は、一般的な女性の理想が高く、その確立の低さを強調する。
男性とは単純な生き物で、ベターなテクニックが効果的だと現実を付く。それは「素直」「気がきく」「やさしい」事だという。
女性の場合、結婚できない人は「ガンコ」な人。
結局、男と女はロジックなのか――?
この本では結婚できない事が女性のせいなのは分かるが、男性はどうなのだろう?
男性の思考回路は書かれているが、それでは女性は「家事をしてくれる女(自分を癒してくれる女)」でしかないのかと不安になる。消化不良気味なその不安はこの本では解消されない。
かつては女性の選択肢が少なく、結婚しなければ生きていけない時代だったが、経済成長が経済的自立と未婚率を上げ、少子化に繋がったのは事実だろう。
それが女性の自信につながり、それ故に「お見合い」が激減する。
恋愛感情が無いと結婚に至れないという「恋愛至上主義」故だ。
恋愛感情が悪という意味ではない。
それだけ、愛が無い世の中だったのだ。
だから確信が欲しいのだと思う。本や映画にあるような絆が……
過去の統計の推移だと思うが、今は新たな価値観は無いのだろうか?
現在はその過渡期ではないか?
モラハラへの反感やイクメンがもてはやされるのは、女の共感して欲しいという叫びに他ならない。
Posted by ブクログ
クリティカル・シンキング 西口敦先生
面白い!そして、ミーハーな私にはすごい影響力!
早速、オーネットにに登録しようかと思うくらいの気持ちになりました。してないけど。
グロービスで西口講師の講義を受けたあとすぐに買いました。それもきっと筆者の魅力ですよね♡
Posted by ブクログ
普通の旦那が見つからない、というフレーズは、独身女子にはよく使われるフレーズ。どんな切り口、また、落とし方なのか、が知りたくて読んだが、結論は書かれておらず、はぐらかされた感じが否めない。
もう少し、断言した落とし方で良かったのではないか?と、思うと、残念。
Posted by ブクログ
明快に数値化された事象をもとに戦略的に結婚をコンサルタントするとどうなるかが書いてあり、婚活成功の完全方程式!が存在する。
結婚市場において、自分という市場価値を冷静かつ相対的に把握してから、どうやって販路を拡大するか、どのようにPRして売るか、どの値で落とすか、モノを売るプロセスと一緒であると、痛感する。
結婚を運命まかせにしてはいけないのだ。運命はつくるものだと。
Posted by ブクログ
ふむふむ・・・。
結構なるほどと思える事があった。さすがはリサーチを経験した筆者が書くだけの事はあった。
減点法ではないか、65%OKだったら可能性を広げろとか、きつきつに考え過ぎてはないかとか・・。色々勉強になった。
お金も大切だけれど、真面目で生活を共に出来る人が良い。
キャッチコピーで良いと思ったのは”向き合うとぶつかるから一緒に並んで歩ける人と結婚”とか、女性が幸せにして”あげる”気持ちで!一年後には並んでる人がいますように!
Posted by ブクログ
同僚に借りた本。自分的にもあるあるが満載。本人たちには原因不明で難題なのに、実は原因はちゃんとあって謎なんて全然ない(笑)同時に婚活に限らないいろんな問題も、ちゃんと調べて正しく考えると原因とか解決方法とかあるんだなと希望が持てたりする。
Posted by ブクログ
タイトルから予測したとおりの中身だなんだけど、面白い。
難点はタイトルの通りの普通の人って居ないんだよ……を数値で説明するんだけど、普通の人は「顔50%」と評するんだが、普通のひとってパーセンテージではなくて偏差値であらわすんじゃないの?と突っ込みたくなるような力技の数字使いである。これが営業テクニックって奴なのか。
男はいつまでも商品になるが、女の商品の鮮度は大事なんですよ。傷む前に売り切れ!という著者の懇親の叫びが潔ぎ良い。
いろいろ偏見はあるだろうが、面白と思う。
Posted by ブクログ
見る目超え度とちやほや度のグラフに納得!って感心してる場合じゃないけれどw身につまされる割には悲壮感なく楽しく読めました。
森ガールめざそうかな...
Posted by ブクログ
当たり前のことだけど目からウロコな事が満載だった。
「普通の人」がいかに少数しかいないかというところはまさにそれ。
ナンバーワンよりオンリーワンとは言うけれど、オンリーワンだって条件が増えれば増えるほどナンバーワンよりも見つからないものなんですね。
あと、世の中の人の年収が思ってたよりも低いというのも驚きました。
これは婚活をしてる人のみならず、結婚を考えている人や今結婚生活を送っている人が読んでも面白いと思います。
考え方はビジネスにも通づるところがたくさんありそう。
Posted by ブクログ
婚活の基本的な考え方を説明する本
色んな本の平均を取った感じ。オリジナルなものはあまり見られないので参考文献を読んでると新たなものはない。1冊目ならまあ良さそう。
Posted by ブクログ
元金融、外資コンサル業界の著者が、結婚紹介サービスビジネスに身をおいてえたデータで語る婚活の事実。
もっぱら女向けの本。
主なメッセージは、早く結婚したほうが有利、女磨きをしすぎるな、ベタなテクは効く、価値観が近いというのは高望み、「面白さ」「経済力」と「誠実さ」『一途さ」の両方は求められない、など。
Posted by ブクログ
『会話普通50%×ルックス50%×身長普通50%×清潔感普通50%×ファッションセンス普通50%×学歴普通50%×年収普通50%≒0.8%
なんと、すべての普通を同時に満たす人は100人に1人もいないといううすら寒い結果になるのである。
たしかにそれぞれの条件では決して高望みはしていない。しかし、女性が言う「普通」とは、通勤、いくつもの項目の普通を「同時に」満たすことを求めている。つまり、0.8%の確率を追い求めているわけである。』
この本質が本作の全て。戦略的に市場を読み、需給のギャップがあるところを探さないとチャンスはない、とする戦略的婚活の指南書。
妻が何を読んでいるのか覗いてみたら、こんなタイトルだったので衝撃を受けた。
勧められたので読んでみました。
Posted by ブクログ
楽天オーネットの方の著書。
データも豊富で読みやすくわかりやすい。
普通の条件の難しさ、価値観が合うというハードルの高さについて。
お金・稼ぎ・経済的な安定 と 私に誠実・やさしい・子育ても一緒に は成立しないのでどちらかを決めること。
OKラインは65点に設定すべき。などの助言がある。
Posted by ブクログ
楽しく、そして痛い?!と思いながら読みました。今日が人生で1番婚活市場価値が高い日(笑)戦略とは何か、自分はどうしたいのか。想定内はつまらないので、色々あって楽しい人生かな。
Posted by ブクログ
普通のルックス、普通の収入、普通の身長、普通に会話ができる。4つの普通がそろうだけでも0.5×0.5×0.5×0.5=0.0625。4つの普通を満たす人さえ約5%しかいない。高望みなど到底できやしない。普通でいいと謙遜したつもりが、この普通が全くもって希少であるという事実は深く認識しなければならない。結婚たるもの相当の妥協と相当の忍耐と相当の努力が必要であるというところに帰結する。婚活の決意と覚悟を一新させられる一冊。また、普通に結婚できたことに感謝のできる一冊。
Posted by ブクログ
現実的ではあるものの、結婚相手に求めるハードルを下げなきゃ結婚できないよ、みたいな内容…しかも帯には「女を磨くほど男は遠ざかる?」と書いてある…結婚情報サービス大手の経営企画の責任者が著者だけに、厳しいことをおっしゃる、さすが!
とてつもなく婚期を逃してる私はきっと、この本の内容と同じことを「ガツンと!」言われるんだろうな…という意味では、やっぱ、教科書
「それでも、結婚情報サービス、利用しますか?」って問い詰められてるような気がした
まぁ、その気はありませんけど…
Posted by ブクログ
コンサルタント出身の著者が婚活ビジネスおよび婚活のあり方について記した書籍。既婚者の自分としても興味深く読むことができた。
コンサルタントらしく、データを用いて現状分析をした上で、婚活についての提案をしているところが、非常に分かりやすい。恋愛・婚活というと、論理的よりは情緒的に捉えてしまうところだが、客観的視点に立ち、論理的に立ち居振る舞いを考えるのは大切だろう。もっとも、自分にとっては難しいところだが。そこに踏み込んで、自らの体験・蓄積を書籍化した取組みは素晴らしい。
Posted by ブクログ
コンサルらしい数値算出がおもしろい。でもなぜか物足りないものを感じるのはなぜだろう。人は数値で動かないからなのか、私ががんこなからか、既視感のある内容だからか、
Posted by ブクログ
ふつうの人というのはいくつもの条件を同時に満たさなければいけないから確率的には低くなるというのは納得できた。結婚そのものを戦略的にとらえて、戦略的に考えて行動していくことが確率的には近道になるのかもしれないが、実際にはセオリーどおりにはいかないのが恋愛の難しさでもあり楽しさでもある。因数分解する考え方もなるほどと思った。
Posted by ブクログ
婚活というのは、感覚的ではなく戦略的に行うことができることを教えてくれます。
「いい人がいれば結婚したい…」というような思考停止の状況は婚活に限らず、例えば転職でもあり得るし、本書の身近なトピックに理論を持ち込むというところは大変参考になります。
Posted by ブクログ
普通に読んで面白い本ですが、著者が本当にいいたいことは最後になってやっと表れているように思います。
男も女も、相手を、家族を幸せにして「あげる」こと、そこに「幸福」を見出せはしないだろうか? 自分の存在意義をそこに見つけたとき、世界の見え方や相手の見え方が変わりはしないか?
結婚に限らず、本当に幸せになれる人とそうでない人の差はここにあるように思います。
もっといえば、相手からして「もらう」ことばかりに執着して、相手に何かをして「あげる」ことをおろそかにするような人物は、まだ結婚する資格はないのです。
Posted by ブクログ
条件を 重ねれば重ねるほど
全部に合致することの 確率の低いこと。。低いこと。。
条件を 一つ減らす
一つ下げる ことで 出合いや 結婚へのハードルがぐっと下がる
そんな 感じです。