【感想・ネタバレ】もう、聞こえないのレビュー

あらすじ

傷害致死容疑で逮捕された週刊誌の編集者・中西雪実。罪を認め聴取に応じるも、動機や被害者との関係については多くを語らない。さらに、突然「声が、聞こえるんです」と言い始め……。これは要精神鑑定案件か。一向にわからぬ被害者男性の身元。そこに浮上した十四年前の未解決殺人事件。ふたつの事件を繫げたのは、〝他界した一人の女性〟だった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやいや、騙された(笑)引き込まれて、面白かった。菊田婦警って、やっぱり奥さんですよね。ちょっとスピンオフか(笑)

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2025年03月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙とタイトルからグロくて凄惨な事件を想像して読んだら、そんなことなかった。思ってたのとは真逆の優しいミステリーでした。
言霊(幽霊)と人間という変わったバディに(えっ、そんなー?!)と思いながらも事件の真相が近づくにつれて夢中になって一気読みしました。
途中で竹脇刑事の心のツッコミに何度もクスッとして、土堂さんの衝撃の告白には大笑いしました。
そして事件は解決。もう聞こえないのか、としんみりしたら…
ゆったんはこの後もずっと存在するのかな。それならタイトルにも騙されましたね。

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2025年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほぼネタバレです!
ご注意を!!










「聞こえるんです…。女の人の声が…。」

✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「男性を自室で殺してしまった」
週刊誌編集者の中西雪実が傷害致死容疑で逮捕される。雪実本人が通報し、凶器も部屋から見つかっている。
雪実は罪を認めつつも、聴取が始まると泣いてばかりで、動機や被害者との関係については多くを語らない。

そして、「女の声が聞こえる」と呟く。

これは要精神鑑定案件なのか-。
捜査一課から応援で呼ばれた警部補の武脇元は、頭を抱える。

被害者男性の身元がわからず、雪実の供述も不明瞭なため、高井戸署の菊田梓巡査部長と共に被害者の身元を割る捜査を始めると-。

捜査を進めるうちに、十四年前、女子高生が殺される未解決殺人事件が浮上し。

ふたつの事件を繋いでいるのは”他界した一人の女性で”あった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

久しぶりにちょい分厚めの警察小説で読もうかと
手にした本書。

「どこからか女の声が聞こえる」などと言って供述をはぐらかすような加害者の雪実に、わたくし「これは複雑な事件になるぞ」という予感、、、が…。

ん?

なんかコミカルじゃない?とすぐに違和感。笑

そして始まる14年前の女子高生殺人事件の回想シーン。「ゆったん」の親友だった「みんみ」が殺された。一体誰に?!

からの展開が もうビックリです笑

え?そういう話?って。

あれ?警察小説じゃなくて■■■小説だった??


雪実も、雪実と一緒に行動する女性〇〇もなんだか可愛らしくて。

警察小説でも■■■小説でもなくシスターフッド小説だったのか!

『雪実&〇〇コンビ 』そして 『武脇&菊田コンビ』
図らずも双方がタッグを組む形となり 14年前の未解決事件の真相を追うことに!

他の方のレビューを読むと菊田巡査部長は、ストロベリーナイト菊田さんの奥さんらしくて、この菊田巡査部長もお茶目で可愛らしいんです。

雪実や菊田巡査部長、そして〇〇の女性陣に振り回される武脇も可愛いですよ笑

タイトルの「もう、聞こえない」から
なんだか哀しいラストを想像して 胸がキュッとなりそうでしたが…。

ラストもニンマリしちゃうような展開が待っていましたー(*ˊᵕˋ* )

ヤ〇ザの会長と殴り合いの喧嘩をしたという武勇伝を持つ強面 高井戸署 課長の土堂さん、あなたまで…!笑

表紙とタイトルにいい意味で騙された楽しい読書でした´▽`)ノ

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゆったんと雪見がどっちがどっちなのか分からなくなってくる。
でもよくできたお話で面白かった。
幽霊として出てくるのが警察小説としてはあまり見た事がなかったので新しい感覚になれた。

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2024年09月23日

ネタバレ 購入済み

もう、聞こえない

刑事ものと思って読み始めましたが、良い意味で期待を裏切られました。架空の物語りですが、やり取り等、それならできるかと違和感なく、現実の物語りの様に読み進みました。最後どう落とすのかと一気に読んでしまいましたが、なるほどでした。菊田の奥さんが登場していたのと、ラストまだ一緒に居れたのが嬉しかったです。続編も期待しています!

#泣ける #切ない

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2023年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死者(幽霊)と容疑者が話をできるという、誉田さんの作品には珍しく非現実的な内容。でもこれは私が非現実的と勝手に思っただけで、現実的なのかもしれない。
「言葉を持った人間だけが、死後の世界に想いを馳せる」確かにそうだよなぁと思った。最後に土堂さんは、とてもよいキャラでした。

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幽霊が出てくる話だった。
少し思ってたのと違ったけど生きている間のできごとも直前まで書いてあったので、登場人物の1人として扱って読むことができた。
タイトルは取り憑かれている中西美雪目線のことかと思ってたけど、最後成仏してなかったから寺田真由の方のことだと読み終えてから分かった。

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2024年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーと見せかけてオカルトかよ!となったけど、まあまあミステリー要素は残っていた。読みやすい文章でサクサク読ませるのはさすが。

以下ネタバレ感想です。
被害者であり加害者の元凶の男が、実は女性が性的対象ではなかったという、その伏線は見事。
その男が女性を性的暴行して正当防衛で殺された、というのを聞いたとき、恋人関係であったであろう養父(彼はどちらでも行けるクチ?)の「あの子がそんなことするはずない」、男本人の「本当はこんなことしたくない」、素行の悪い男に主人公?が監禁されるのに性的暴行がない、美女の同級生に告白されるのにあっさり断る…等。
なんとなくあった違和感のある描写が、あとから「なるほど」と解決しました。

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2024年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サスペンスでもあり、ミステリーでもあり
オカルトでもあり、ファンタジーでもあり。
まさかのなんでもあり感(笑)


意外な展開に「え?!」となった終盤
ファンタジー色が濃ゆくなった時
ちょいと熱量が下がってきたけれど
根気よく(笑)読んでみる。
あれ?
いつの間にか先が気になって仕方ない
ページを捲る指が止まらない。


タイトル≠結末 ここ気になる
そして名コンビ誕生のような、なんだか
利用されてる感じがモヤるのはわたしだけか。

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2024年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリー感漂う前半から一転。
なぜか人情味のある幽霊主観の展開へ。
言葉、言霊が、重要なファクターであったので
小説として楽しめたのだと思う。
福沢諭吉先生登場のくだりは、
不要な気もはしたけれど、
言霊能力の取説時間としてスパイスみたいなものか。
総じて大変読みやすかった。

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2024年08月25日

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