あらすじ
つばめのように自由に、気ままにこの日本を歩いてみたい――。世界を歩き尽くしてきた著者の、はじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。それから歳も経験も重ねた今、同じ土地を歩き、変わりゆくこの国のかたちを見て何を思ったか。本州「北の端」龍飛崎、太宰治の生家を訪ねた五所川原、宮沢賢治の足跡を追った花巻、美景広がる軽井沢や兼六園などを歩いて綴った、追憶の旅エッセイ。〈電子オリジナル版〉は沢木耕太郎撮影の写真が収録されています。
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Posted by ブクログ
学生時代、トランヴェールでの連載をリアルタイムで読んでいました。懐かしさを感じながら読みすすめていくうちに、文庫版のあとがきで少しはっとなりました。
「旅においても、他の多くのことのようにネットで調べてから行動を起こすというのは、失敗することを過剰に恐れる現代の若者の傾向に見合っているように思える」(文庫版あとがきとして P.212)
せっかくの旅先で失敗したくない気持ちで、あらゆるサイトの情報を漁りがちですが、ぶらぶら歩いて気になった場所に入る好奇心も大事にしたいなと思いました。そこで失敗するのも、きっとまた旅なんだと。
Posted by ブクログ
「『旅の長者』になるためには『面白がる精神』が必要なのだ」
上記のセリフは「旅」を「人生」に変えても成り立つと思います。「面白がる」そうできる余白を心に持っていることが人生においても大切なのだと思いました。