【感想・ネタバレ】迷彩色の男のレビュー

あらすじ

〈怒りは屈折する〉。――都内のクルージングスポットで26歳の男が暴行された姿で発見される。事件の背後に浮かびあがる”迷彩色の男”を描いた、最注目作家の第二作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ゲイ向けのクルージングスポットで若者が刺され重傷を負う。主人公はその若者、いぶきと知人であり肉体関係にあった。主人公は同じ場所で別の男と出会い関係を深めていくが、男は次第に他者への暴力性を顕にするようになり、主人公はいぶきを刺したのも彼であると確信を抱くようになる。後半で男が将棋倒しを扇動するシーンが怖い。NPCとあだ名される主人公が終盤の行動に踏み切ったのはいぶきのこともあるけど犯行が続くのを止めようとしたのもあるんじゃないかと思った。巻き込まれた見知らぬ男性は気の毒だけども…

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2025年03月22日

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