あらすじ
最福神社門前にある茶屋「たまや」は、母・きよと明るく心優しいすずのふたりで切り盛りする、甘味と季節の蕎麦がうまい人気の店だ。店の一角では、縁あって、大物占い師・一条宇之助が「がらん堂」として客を迎えている。悩める客の話をじっくり聞き、花札の絵柄から将来を占い、客を励ますことですでに評判だ。そんな冬晴れのある日、小網町で魚料理の店をやっている鯛造と名乗る男が、宇之助の占いを求めてやってきて……。大好評時代小説シリーズ第二作!
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Posted by ブクログ
主人公の純朴な優しさで心が暖かくなるような感じがした。また守護を受けている龍との掛け合いも微笑ましい。登場人物も個性的な人ばかりで、楽しく読めた。時代小説ではあるが特殊能力を発揮する部分も面白い。直ぐに続編を読みたい。