【感想・ネタバレ】学校の階段5のレビュー

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Posted by ブクログ

“「愛ちゃん」
凪原が呟いた。隣に立つ三島の唇からも「マキマキ?」という声が零れる。
「どした?」
一番後ろを歩いていた井筒が呑気な声を上げた。瞬間、少女の視線が井筒へと移る。そして、たちまち険のある顔つきになった。再び凪原を見やり、
「何よっ!バカ!」
そう叫んで踵を返した。走り去る。幸宏が唖然としているうちに、凪原が「待って!」と叫んで飛び出し、少女を追いかける。”

月光ダンシングステップと月の女神様の問題。

友達とはどういう関係を指すのか、とか。
凪原ちゃん可愛いよ。眼鏡がマジ可愛い。
マブチとか天ヶ崎とか波佐間とか水戸野とかは、持ち越し?

“『わかってねえなあ』
誰の台詞だったろう?あまりに何度も聞き過ぎて、もう誰から言われたのかも思い出せない。もしかすると、自分が自分に言い放ったのかもしれない。
「わかってねえなあ」
試しに口に出してみた。なるほど、よく馴染む。今回もそうなのだ。自分はわかってなかった。空気を読み損ねた。協調性を持ち合わせていなかったのだ。凪原に筋を通したいと思った。でも、間違えた。山田たちと言い争うつもりはなかった。だけど怒鳴ってしまった。もっと大人しく、下手に出ていれば良かった。だが、そんな冷静な判断力は持ち合わせていなかった。
「わかってねえなあ」
座り込み、井筒はもう一度呟いてみた。”

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2010年09月27日

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