【感想・ネタバレ】ガンディーの真実 ――非暴力思想とは何かのレビュー

あらすじ

★中島岳志氏推薦! 「今後、この本を抜きにしてガンディーを語ることはできないだろう」★ 贅沢な食事をしないこと、搾取によってつくられた服を着ないこと、性欲の虜にならないこと、異教徒とともに生きること、そして植民地支配を倒すこと――。ガンディーの「非暴力」の思想はこのすべてを含む。西洋文明が生み出すあらゆる暴力に抗う思想・実践としての非暴力思想はいかに生まれたのか。真実を直視し、真実と信じるものに極限まで忠実であろうとしたガンディーの生涯そのものから、後の世代に大きな影響を与えた思想の全貌と限界に迫る。ガンディー研究を一新する新鋭の書!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ガンディーには非暴力、平和を唱えた人という、ぼんやりとした聖人のイメージがあるくらいでしたが、そうではない一面を本書で知ることができました。

ガンディーは、全ての人に平等に接する思想に忠実なのですが、自身はある程度裕福な家庭で育てられ、親の援助でイギリスへの留学を果たしている。一方で、ガンディーの息子に対しては、平等の精神を重んじるあまり、留学をさせず、別の弟子に留学をさせたことで、ショックを受けた息子はアルコール中毒で早死にしてしまったり、家族という概念をなくて、家族含めて共同体で貧しい環境の中で暮らそうとしたり、巻き込まれる家族はたまったものではなさそう。

壮大な理念を掲げるあまり、身近な家族を蔑ろにしてしまっている。

他にも、自分の性欲をコントロールできていることを証明するために、幼女と裸で毎日寝ていた。など、なかなか現代では理解できない行動。

上記の説明が特に印象に残りました。

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2026年01月04日

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