あらすじ
11月の文化祭で、えるもたち天文部はプラネタリウムを上映することになった。
技術面のサポート要員として、工業科2年で嵐士先輩の幼なじみの淳先輩を迎え、プラネタリウム作りを開始する。
天球儀の穴あけ作業に加え、段ボールドームの準備や解説原稿の製作などで、天文部員たちはてんわやんや。
そんな中、まわりから自分の進路について考えるように言われたえるもは、嵐士先輩や淳先輩たちの進路選択を間近で見ながら、迷い悩む--。
中学から
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久閑野高校天文部は、文化祭で手作りプラネタリウムを上映することになる。えるもは、文化祭の準備の忙しさなどを理由に進路について真剣に考えることを避けていた。天文部の仲間たちとの交流やプラネタリウム製作を通して、天体への思いを強く感じていく。青春物語。前作があると知って、ぜひ読もうと思う。
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高校生での進路選択って、本当に狭い視野で考えざるを得ないことが多いと思う。それでも周囲の人との関わりや経験を通じて自分の進みたい方向を決めなければならない。いつか間違えたと後悔するかもしれないけど、間違えずに生きていくことは出来ないから。周りの人達との支え合いや毎日の些細な経験を大切にしようと思わせてくれた。
あと、最後は胸きゅん。こんな感情もう忘れてたな。
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うわー、青春!進路に悩んだり、部活に励んだり恋に悩んだり。迷うのは当たり前。間違わずに生きていくのは無理だから逃げずに立ち向かい悩め。人生は長いのだから。偽物でも誰かの好きのきっかけになるなら「綺麗な嘘をつこう」。いいねえ、こういうノリ。
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間違えて2巻から読んでしまった。
アンドロメダ座や竜骨座などの星座の由来を学ぶことができた。
星と同時に人々との出会いと甘酸っぱい恋が交差していくのが面白かった。
1巻を読みたい。
Posted by ブクログ
「セントエルモの光」の続編。高校の文化祭で天文部廃部阻止の対策としてなんとプラネタリウムを作成してしまう。技術担当として新たな登場人物、嵐士先輩の幼馴染で工業化の淳先輩。なんかめちゃ頼れる先輩の登場。進路の選択とか将来の夢に対してとか、恋愛とか、高校生だからこその悩みとか葛藤もあると思うのだが、親の経済状況やいろんな大人の事情をも顧みながらどこかで自分の意見をまげていってるんだと。そんななか少しでも可能性のある方向へ向かって歩き出す高校生の清々しいほどの青春物語。天川さんの青春物語はやっぱり面白い。
Posted by ブクログ
前作を2023年の6月に読んでいて、まさか3か月後に新刊が出ていたとは気が付かず。秋と冬の話。ここで一応物語は終わり?まだ続きがありそうな気も……・。