【感想・ネタバレ】自分がいなくてもまわるチームをつくろう!のレビュー

あらすじ

複数の会社を経営し、日本と海外を行き来する2人の著者が『自分がオフィスにいなくても会社とチームが回る方法』『目先の仕事に追われることなく、自分が本当にすべき仕事に専念することができる方法』を解説していきます!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

MBA”Management by Absence”(不在のマネジメント)
=リーダーがオフィスにいなくてもチーム(組織)がまわる

①セルフ・マネジメント
「名選手、名監督にあらず」―名監督(=リーダー)が必ずしも優れた選手である必要はない。
ビジネスにおける組織(チーム)のリーダーもそれと同じで、自信がプレーヤーとして優れているというよりも、リーダーとしてチームの力を最大限発揮させることが重要。

リーダーの責任とは・・・一言でいえばチームの成果に責任を持つということ。
リーダーは、創造的破壊を繰り返し、組織が常に発展していくように行動することこそ、役割である。
「負ける」という結果はリーダーの責任。

②タイム・マネジメント
業務をマニュアル化するメリット
・業務の流れが明確になり、誰でもその把握が可能になる
・業務をやる人が変わっても、同じクオリティが保障される
・無駄な作業の発見や削減につながる。
・教育時間の短縮及びトレーニング労力の軽減が図れる。

マニュアル化の目的は、高いクオリティを保ちながら、時間あ労力を最小限にすることであって、マニュアル化することそのものが目的ではありませんから、マニュアルだった常に進化する必要がある。


③チーム・マネジメント
赤の他人同士が力を合わせて、共通のゴールを目指すためには、何よりチームメンバーの信頼関係が大切。
自分のことを理解してもらうためには、そして、相手のことを理解するためには、お互いに自分が何をどう考ええいるのかを伝えるしかありません。ちゃんと理解しようという気持ちで積極的にコミュニケーションをとる。

④ルーチンワーク・マネジメント
「日常業務=最重要業務」
仕事というのは、もし基本さえしっかりとわかっているのであれば、そして深くその仕事を理解していれば、突発的なことが起こっても正しく対応できるものです。

マニュアルは、会社や組織などのチームの目標設定を明確にして、その考え方に沿って業務を遂行させるためのものであり、スタッフの業務が求められるレベルで行われるように、具体的な実施事項と手順、要求レベル、業務のポイントまで示したテキストです。

⑤ミーティング・ナネジメント
One to oneミーティング
複数人が出席する会議では、参加メンバーの本音を聞くことはできません。そのため、会議前に各スタッフとミーティングをすることでチームの問題点を把握する。
また、会議を円滑に進めるためには会議に臨む前に、リーダーは頭の中と心の中ですでに議案に対する結論を出している必要がある。

⑥MBA(不在のマネジメント)
自分だけでなく、他のスタッフがいなくてもチームがまわるようにしなければ、不在のマネジメント(経営・管理)を実践しているとは言えない。
チームの一員として意識するべきMBAの5つのポイント
・責任感
・積極性
・柔軟性
・協調性
・効率性
個人の生産性が、チームの生産性をあげる。


リーダーとしての自覚を持ち、「放任」ではなく「任せる」
本当に難しい・・・。

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2011年10月08日

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