あらすじ
資格や語学など、勉強したいんだけど、忙しくてなかなか続かない。勉強はちゃんと続けているんだけど、どうしても結果が出ない。
そんな人に向け、働きながら米国公認会計士、司法試験を1発でパスした著者が、仕事と勉強の効率を徹底的に上げる方法を伝授します。
巷で流行る「ノート」「メモ」「整理」「暗記」「脳科学」...etc
これらを「非効率!」と切り捨て、シンプルに効果効率を追求した時間術の本です。
読めばハッとさせられること間違いなし。ストイックに結果を求めたい方におすすめです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
CHAPTER1:やる気と集中力を高める時間の捉え方
01.欲と危機感を抱け
結果を出すには効率を上げなければいけない。
効率はやる気と集中力によって支えられる。
やる気と集中力は「欲と危機感」から生まれる。
04.行列に並ぶな
目的意識を持って行動する。
なぜそうするのか?なぜそうしないといけないのか?
本当にそれは正しいのか?
何も考えずに時間を浪費すると、浪費した時間以上の損を抱えるかもしれない。
05.「時間があればできる」なんて思うな
時間が無くてもできることはある
時間に責任転嫁せず、現状でやるべきことを考える
CHAPTER2:
11.やるべきことを残さない
後に溜め込んで得することは1つもない。
反対に、すぐやれば気持ちが楽になるし、すぐ片付く。
すると、急なトラブルに対応しやすくなる。
最終的には周りからも評価されるようになる。
15.想像力の無い人は時間を無駄遣いする
何事も自分の頭で考え、
調べものをするときも問題意識を持ってからにする。
そうすることで、想像力が身についていく。
CHAPTER3:時間を無駄にしない勉強の始め方
17.楽やずるをして結果を出す方法は存在しない
小手先のテクニックではなく、根本的な意識を見直そう。
「どう努力すれば結果が出るか」を常に考える。
18.ためらっている時間も惜しめ
どんなことでも勉強したことは必ず他のジャンルでも役立つ。
やりたいことがあるのなら、ためらわずに勉強する。
24.嫌なことほど習慣化する
3週間ぐらい続けて、それでも無理ならやめる。
苦手なことほどに理解できたときの喜びは大きい。
26.「達成感」を積み重ねれば続く
27.環境を選ぶな
理想的な環境がベストな結果を招くとは限らない。
環境を選ばず、神経質にならずに勉強することが大切。
28.隙間にできることを用意しておくこと
CHAPTER5:伸び悩みを解消する時間の使い方
38.役割と位置づけ、原因と結果を考えろ
物事のつながりや順序、それが何のためにあるのか考える
そうすれば暗記やアウトプットに頼ることは減る。
39.本質を見抜け
ゴールとそのための手段、筋道を事前に考えておく
本質に従い、素直に頭と体を動かすと高い成果が出る
42.徹底的に準備をしろ
準備不足に言い訳は一切通用しない。
43.「失敗帳」を作る
自分の失敗を記録しよう。
「同じ失敗をしたくない」気持ちは長続きしない。
「失敗を克服する方法」を書き記し、日々眺めること。
44.その日に反省しろ
へこむ暇があったら反省する。
毎日反省と学びを繰り返せば、効率がどんどん高まる。
46.無知になれ、「センスがない」と思い込め
「知っているからいいや」というスタンスが成長を止める。
逆に「センスがない」「無知だ」と思い込めば努力する。
無知の知のサイクルにはまり、勉強を楽しもう。
Posted by ブクログ
仕事をしながら資格勉強を両立した時間術を紹介。
時たま読み返す一冊。ただでさえ社会人になると時間が取れないなか、時間に対してシビアな姿勢で、合理的に時間を捻出することの大切さは今でも痛感する。
あえて1点減点したのは、本書で紹介した生活は期間限定であることの但し書きがなかったため。経験則だが、期間限定にしないと心身が持たなくなるし、何より友達付き合いがなくなり孤独な生涯を過ごすことになりかねない。個人的には生涯に一度、勉学に精進する時期があってもいいとは思うが、一方で人生はそれだけではないと思う。
Posted by ブクログ
febeで聴いたのですが、スキルアップしたいけど時間がないと思う人に是非読んでみて欲しいと思います。
個人的には、やる気や集中力は欲や危機感から生まれるというフレーズが突き刺さりました。
イマイチやる気になれない人に読んでみて欲しい一冊だと思います。
Posted by ブクログ
・「面倒だ」と思った瞬間、効率は1/2以下になる
・教養と知識を分別し、ロスを減らせ
・気分に任せず、パターンを作る
・嫌なことほど習慣化する
という言葉が印象に残った。
何冊も時間管理の本とかライフハック系の本を読んでたけど、これを読んで読むのをやめようと思った。
Posted by ブクログ
短い本だが出来る人の考え方がてんこ盛りである。出来る人には出来る考え方があるのだ。危機感と自分の欲を持つことが重要だと言う。
この本の評価が低いのは当たり前である。当たり前の事しか書いておらず、それは殆どの人が出来ておらず、それを否認する事なしに読み進む事が出来ないからだ。それだけこの本に記されていることはクリティカルであり、逆に言えばこれが出来れば、出来る人になれるのだ。
結局のところ、何者になれる人は、自分の価値観すなわち欲に正直であり、常に明日かもしれない死を意識すなわち危機感を持って生きている。流されない人は文字通りひとかどの者になる。
それを望むならこの本の内容を実践しているはずだ。
Posted by ブクログ
効率を高める思考術が分かりやすくまとめられている。
キーワードは優先順位、期限、損切り。
このあたりを意識していけば飛躍的に生産性は高まっていくであろう。
印象にのこったのはソクラテスの言葉を引用した「無知の知」
自分を無知と思っている人とでは知識の取得意識に差が出るという事。
同じ事繰り返す人は確かにこの意識が違うと思った。
Posted by ブクログ
極端な感じはするけど、弁護士として成功している著者だからこそ言葉に説得力があった。千田さんも言ってたように、「時間はお金の何倍もケチって使え」。やはりここが大事なんですね!
ずーっとTOEICを先延ばしにしている私・・・
ちゃんと期限決めて勉強しないとなー。
危機感がないと勉強する気は生まれない、その通りだと思いました。。
Posted by ブクログ
資格や語学など、勉強したいんだけど忙しくてなかなか続かない。勉強を続けているけど、どうしても結果が出ない。「ノート術」「メモ術」「整理術」「暗記術」「脳科学」・・・これらはかえって非効率。シンプルに効率を追求した時間術の本。
指南書的な教養本とか〇〇すればこうなる!みたいな本は苦手です。実行できる気がしないし心から納得しないとやる気になれない人間なので、本でモチベーション上げるのに向いてない。でも最近スランプ状態で、時間の使い方にも悩んでいた(普段の勉強が忙しすぎて自分のやりたいことができない)のでタイトルに惹かれて読んでみたら相性が良かったようで、ここ一週間かなり自分の中で進歩したと思ってます。しっかりやろうと思えるしとても難しいことを要求されているわけじゃないので続けられそう。何点かこりゃ見事にダメだーという部分があったので改善したいです。サクサク読めるし忙しい時間を有効活用するのにはかなりオススメ。
Posted by ブクログ
日々多忙な社会人が勉強と仕事を両立させるために必要なテクニックを記載した一冊。
特に「失敗帳を作る」は実践したいと思った。
以下参考になった部分。
・やる気と集中力は欲と危機感から生まれる
・なんでも時間を区切る
・やるべきことはすぐやる
・想像力をつける
・一喜一憂しない
・失敗帳を作る
以上
Posted by ブクログ
どんな目標でもいい。
ただ、期限を決める。期限までにできないということは自分の実力以上の目標ということ。
私はいつも達成できない目標ばかり立ててしまうので、この一文が目から鱗でした。
Posted by ブクログ
テンポ良く読めます。
今の自分に必要なことがおぼろげながら見えてきた気がする。無駄な情報に振り回されている。
あとがきに代えてチェックリストというのは面白い。
Posted by ブクログ
資格試験のための勉強をしている人には、ちょうどいいかも。
しかし、著者並みのモチベーションを、たとえ2年間だけでも持ち続けるのは
かなり大変でしょう。
前半は意味があるが、後半はちょっとだれ気味。
だらだらしそうになったら、目的を思い出し、危機感を自覚して、
頑張る。
楽に時間管理ができる方法はない。
しかし、試験勉強に限れば、過去問から程度を理解すれば
無駄な勉強をすることはない。
脳科学に興じている時間は全部無駄。学問に脳科学はない。
ストレス解消と称して現実逃避をするにはやめよう。特に食う、飲む、は最悪。問題解決を徹底する。
失敗帳を作る=同じ失敗を繰り返さない
Posted by ブクログ
時間を「効率良く」使うということに徹底的にフォーカスする方法を教えてくれる一冊。
そこまでするかと個人的には思ってしまったこともあったり、これだけを参考にするとさすがに息苦しくなってしまいそうと思ったりする部分はいくつかありました。
ただ参考になる部分ももちろんたくさんあって、ここから少しずつ自分の生活に時間術を活用していく、という捉え方が良さそうです。
勉強の目的・本質を見失わないことはやっぱり一番大切と改めて思いました。
Posted by ブクログ
約8年振りに再読。
仕事と勉強を両立させるために、実践すべきことが書かれた実用書。
内容は、無難な内容が淡々と2ページずつ書かれており読みやすく、流し読みでもすっと内容が入ってくる。
勉強に対するモチベが少し上がる。
Posted by ブクログ
響いたところ二点
「興味の赴くままに学べ」ノーベル賞受賞者のレゲット氏の言葉。「ある分野で一流になるには、興味を持ったことをどんどん勉強していけばいい。その勉強は決して無駄にならない」哲学から物理に飛んでこの言葉を吐けるの、説得力って感じだ。
「無知の知」自分が無知だと知っている人は、おごり高ぶる人より何百倍も知性がある。
Posted by ブクログ
二回目
仕事も勉強も時間を区切って集中する。
やる気が出ないとか集中出来ないのは、欲も危機感も必要性も足りていないからだ。
丸暗記より、物事を理解した方が効率よく覚えられる
Posted by ブクログ
時間というものの本質について考えれる。
どのようにして無駄を省き自分で有効活用
できるようになるか。
後半になるにつれ、前章からの引用が多くなり、読み返さなくでもいいようにできてる。
Posted by ブクログ
定時に帰る仕事術系のノウハウ+思想的な本。
ポイントがまとめられていて、読みやすくさらっと読める。失敗帳というのは新しい発想と思った。PDCAで実行を怠りがちな、CAの部分を忘れずにやることができる工夫と思う。
注目点は以下
・失敗帳を作り、失敗に対する対策を考え、毎日眺める。
・時間を決めて仕事をする。
・面倒と思うから効率が落ちる。
・今日やるべき仕事を残さない
・優先順位は納期で決め、納期かぶったら緊急度で決める。
・緊急度の判断は、やらなければどの程度不便が出るかで判断する。
Posted by ブクログ
再読。
「やるべきこと」と「やりたいこと」が多すぎて時間が足りないと嘆く人のために書かれたであろう本。
「書くことは自己満足」この言葉は突き刺さりました。何事も目的と手段を履き違えてはいけない。何かする度にその目的を意識する、当たり前のことですが忘れてしまいがちです。
そしてやはり朝型になったら効率が全然違うとのこと。僕は今徐々に朝型に移行しつつあるので完全に身体を慣らしたいです。
特に斬新で目新しいことはないですが、確かなことが書かれていたように感じました。
Posted by ブクログ
勉強中(仕事中)は他ごとへの浮気禁止と言う言葉はなるほどと思いました。
なかなか気が乗らないときは他ごとをしてしまうので、
1つ1つきちんと終わらせて次々片付けて、
もっと楽しい人生を歩みます!
Posted by ブクログ
【参考にしようと思った点】
時間術とは…
身の回りの無駄をできるだけ減らし、シンプルにしていくこと。
◼︎やる気と集中力を高める時間の捉え方
結果を出すには…効率をあげる
効率=やる気+集中力
やる気+集中力は「欲」と「危機感」から生まれる
「時間をケチる」とうい意識をもつこと
目標設定はあくまでも短期間で
やるなら太く、短く
短期集中
総量が増えたとしても、本質的な時間の使い方はほとんど変わらない
「何のために」「いつまでに」を明確にする
→この二つが目標を達成するためのコンパスになる。コンパスがなければ遭難してしまう。
◼︎残業が減る、6時に帰る仕事のやり方
「時間を区切る」ことから始める
「優先順位」を決める
優先順位は納期で決める
→「いつまでに〜しないといけない」という納期を意識し、順番通り消化していく
納期の次は緊急度をみる
今日できることは今日やり、明日に回さないことが肝要
やるべきことを残さない
あとに溜め込んで得することは一つもない
すぐやれば気持ちが楽になるし、片付くのも早い、最後には周りからも評価されるようになる
労をかけずに得られるものなどない
面倒を溜め込むと、精神的にも肉体的にも余計なパワーを使うことになる
機会的に片付ける
気が進まないからこそ短い時間の中で片付けてしまう。これが原則。
「これはダメかもな…」と思ったら損切りをする
「想像力をつけよう」と常に心がける
何事も自分の頭で考えて、調べ物をするときも問題意識をもってからにする。
「自分のルール」を作る
ただし、ルールは完璧でない、その都度より精度の高いものを作る
◼︎時間を無駄にしない勉強のはじめ方
最初の段階である程度やるべきことを洗い出し、早い段階で自分に適したやり方を見つける。そして一度決めたら、浮気をせずにこれを徹底する→「やるべきこと」資格勉強でいえば
基本知識をおさえること
問題のパターンになれること
楽やずるをして結果を出す方法はない
どう努力すれば結果がでるかを考える
根本的な意識を見直す
勉強したことは必ず他のジャンルでも役に立つ
細かいスケジュールは立てず明日何をすべきかを考える
嫌なことほど習慣化
例えばテキストは「1日10ページ必ず読む」と決めたら必ず読む→嫌だという気持ちも不思議なことにだんだんと体が慣れる
「達成感」を積み重ねれば続く
隙間時間に出来ることを用意しておく
◼︎「流行り」や「常識」は非効率のもと
手帳には必要最低限のことしか書かない
暗記やアウトプットに頼らない
→どんなことにも理屈や道理があるので常にものの理屈や道理を考えるようにすれば、ある種の考え方のパターンが見えてくる
不要なアウトプットを減らし効率を高める
◼︎伸び悩みを解消する時間の使い方
役割と位置づけ、原因と結果を考える
専門分野独特の単語や用語を覚える時…
基本的な用語を字面で覚えるのでなく、その役割や位置づけを考える
その言葉(技術、手法)が何のためにあるのかを考える
テキストの重要箇所にマーカーを引く
本当に大事なところに!
覚えることより理解することを意識する
「何のためにあるのか?」
「どうしてこうなってなるのか?」
「この人はどういう意図でこういうことを言ってるのか?」
本質を見抜く
→ゴールの為の手段、道筋を事前に考えておくこと。もやっとした状態で始めない。
本質に従い、素直に頭と体を動かせば、効率はあらゆる面で飛躍的に伸びる。
同じ失敗を繰り返さないため、「失敗帳」を作る
→自分の失敗と、それに対する改善策を盛り込んだ「失敗帳」を作る
繰り返し長め、「次からはこうしよう」ということを頭に焼きつける
その日に反省する
Posted by ブクログ
平成26年6月26日(木)
いちいち胸にグサッと刺さるお言葉。スゴい合理的に考えれば勉強時間は捻出できる!!と謳ってます。
うーん、薄々知ってはいたけどムダが多いわ…私。
少し位のムダはあってもいいかなーと思う自分は参考程度に実践です。
Posted by ブクログ
内容的には筆者のやり方にやや偏ったところもありながら(ノートはとらない、机は汚くても良いなど)、全般的には納得のいくものが多い。
やはり仕事であれ勉強であれ、目標達成の手段としては、まずは明確で適切な目標を立て、適切なやり方で臨み、そして何よりシンプルでしかし一番のハードルとなるのは、何が何でもやりきるという姿勢であろう。
著者の勉強への姿勢は大変素晴らしく見習いたいものである。
Posted by ブクログ
様々難関資格を取得された著者が仕事をしながら、いかに勉強時間を担保するか、そのノウハウを教えてくれる本。
何事もそうだけど、仕事、勉強いずれも時間管理で、アウトプットの質も変わってきますね。
参考になった点を以下に引用。番号は書籍内の記載のもの。
01.効率はやる気と集中力によって支えられるもの。そのやる気と集中力は、欲と危機感から生まれるものだということを覚えておこう。
02.「時間をケチる」という意識を持とう。
07.仕事の効率化は、時間を区切ることからはじめよう。19.漠然とした不安は、勉強すれば消えていく。自分の得意分野を深め、広げ、教養を知識に変えていこう。くれぐれも目標設定と期限設定だけは忘れずに。
20.背伸びしいたスケジュールを立てるよりも、明日何をすべきかを考える。
37.知識を深めるのは物事を理解しようとする姿勢。暗記しなければいけないという幻想を捨ててみよう。
38.物事のつながりや順序と、それが何のためにあるのものなのか考えよう。
43.自分の失敗を記録しよう。同じ失敗をしたくないという気持ちは長く続かない。自分の失敗をどうすれば克服できるかを書き記し、いつでもどこでも眺めるようにしよう。
46.「知っているからいいや」というスタンスが、人の成長を止める。逆に「センスがない」「無知だ」と思い込めば人は努力するようになる。無知の知のサイクルにはまり、勉強を楽しもう。
Posted by ブクログ
参考になりました。これから勉強するときにはこういった気持ちを持たないといけませんね。
・細かい行動スケジュールは立てるな
・隙間にできることを用意しておく
・無知になれ、「センスがない」と思い込め
の3点は重要だと思います。「無知の知」の気持ちは重要ですね。