【感想・ネタバレ】コンサル0年目の教科書 誰も教えてくれない最速で一流になる方法のレビュー

あらすじ

「一流になるまでの修業期間などは、いまの半分にしなきゃダメだ。それに、修業をもっと楽しいものにする必要もある。いまよりもっと『早く』、もっと『楽しく』仕事を覚えよう――。まずは、これを本書の最初のテーマとしたい。私はこれ、さほど難しいことではないと思っている」(本書より) 最速で一流になるためには、上司や先輩のアドバイスを聞いてはいけない! テクニックや知識ではなく、「コツ」をつかむことが重要だ。BCG(ボストンコンサルティンググループ)でシニア・ヴァイス・プレジデントまで務め、DI(ドリームインキュベータ)を設立して代表取締役を務めた著者による、目からウロコの仕事論。2004年に発刊され、約20年間コンサルを中心に読み継がれている、知る人ぞ知る名著『もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果をあげる法』(PHP研究所)を、改題・修正の上、再刊。 《本書の内容》第1章 アッという間に一流になれる仕事の学び方 第2章 戦略的思考が知恵を生む 第3章 人と決定的に差がつくうまい仕事のやり方 第4章 仕事を通じて実践力を身につけよ

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネスのスキルの話ではなく、プロフェッショナルとして、コンサルタントとしてのバランス感覚や考え方が書かれた本。こういうテーマで書かれている本で、かつ身になる内容が書かれているものは少ないので非常に良かった。理解はしたものの自分の中で"こなれ"ていない内容も多いので何度か読みたい
サラッと短い時間で読める点も良かった

以下、自分の中での振り返り用に内容のメモ:
・プレゼンの極意は①声を大きく②スライドを見ない③テンポを変える
 →これだけで40点が70点になる「弱みの転換」
・戦略と思いつきは違う: 戦略は、あらゆる角度からの調査、検討、分析がなされていることで提案に「深み」があるもののことを指す
・ビジネスは売上げでなく利益が重要: そのためには商品の質ではなく差別化要素が必要
・戦略とは「偏った資源配分をすること」:
・戦略の5つのポイント
 ①マクロ思考:
V字カーブ:どんな業界を分析してもほとんど「V字カーブ」になる(売上高は低いが利益率は高いゾーンと売上高も利益率も高いゾーンにいる企業が生き残る)
長い時間軸で考える:事業のサイズは違っても、同じ業界なら同じような動きをしている
②戦略の切り口を変えてみる
③競争
④トレードオフ
⑤定量化
・みんな、基本的に自分のことはしゃべりたい: お客さんの前で自分のことをあれこれ喋る訓練をするよりも、聞き上手になる方が良い。聞き上手、喋らせ上手のほうが、お客さんからより多くのことを教えてもらえる
・トップは非常にマクロの話か、反対にごくミクロの話が好き

0
2025年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・感想
これ今の部署の全員に読ませたい。。

・Todo
仕事は聞かないと何も教えてくれないが基本。
スライドの説明方法はその場で線を引くか、話したいことが3つあると項目数を伝えると良い。
プレゼンは3つ
 声を大きく
 スライドを見ない
 テンポを変える

手本になる出来る人をしっかり観察し続けると、蓄積した気づきが一気にブレークするかのごとく、学習能力にグンと加速度がつく瞬間が訪れる。

知識として学ぶのではなく、自分の気づきから学ぶこと。

真面目にその意見を受け入れるのではなく、自分なりのコツを掴むようにすること。

★解る=理解する × こなれる

仕事を教えるのも上司にしてみれば教える取っ掛かりがない。
やってみて失敗したとか、他は出来るようになったがこれとこれだけはうまくいかないとか、
最低限の経験がないと何かを教えるのは無理である。
つまりコツを教わるにもごくごく初歩レベルからは抜け出す必要がある。

★このコツを掴むには、バカバカしいがやるきかない。
気持ちとしては100回プレゼンやってうまい人を見て自分で悟るレベル

自分の努力やすごい商品の解決は利益とまったく関係がない
どんなバカバカしくても他の人が作れないものならば利益は出る。

★戦略を考える際は、競争の中での自分の位置付けや環境の変化、時間の経過など 相対性重視の視点で見ること。

戦略思考を高める5つの要素
マクロ思考
 マクロの視点で業界全体を捉えてから全てを始める
切り口の選択
 良い戦略は社員のモチベーションアップも併せ持っている。
競争
トレードオフ
定量化

仕事は理論通りにはいかず、
目の付け方 と 進め方 が大事である。
★お客様の課題はこれだ に安直に受けとらないこもが大事。
 正しい課題設定が出来れば問題は解決したも同じ。

★できるビジネスマンになるには部下の立場でしか出来ない限られた選択肢の仮説検証ではなく、普段から経営者や上司の立場でいろんなオプションを動員して、課題・仮説のサイクルまであれこれ考えてみる習慣を身につける。

★縦のGAPと横のGAPを掴む。
経営者の視点で現場を見て現場の視点で経営を考える。
これは組織にいる人達のみではできそうで出来ないことである。
現場の普段の様子を見てナマの声を拾い上の声と繋いでしまうと組織からは生まれにくい面白い発想が出てくる。
部門間同士の壁にある理解し合えない壁もあるので横向きに突き刺す考えを出す。

★経営者になる条件
業績の向上が、真ん中
・絵を描くコミュニケーション
・よくわからないことを決断する、我慢する
・真面目に詰めるのを超えて創意工夫、ルールを変える

★管理職になれる条件
真ん中に責任を持って業務を遂行する
・正しく指示をする、自らもやってみせる
・業務の中身を十分に理解して決断する
・落ち度のないよう真面目に詰める

プロジェクト運営が上手い人は
どんなトラブルが起こりそうか、落とし穴がありそうかを予見出来る人。
予見できなくても起きた時にそれをハンドルできる人。

★プロジェクトスタート時にお客様と自分のチームレベルをしっかり把握しておく。
※どのくらいの質と量を成果として出せば納得してくれるか。

答えはこちらで決められる。
より深いレベルのお客様ニーズに合致すれば課題設定を変えても良い。
別の有効な課題設定ができるなら発注に対する答えは出なくてもプロジェクトは成功する。
★お客様は常に実利を求めている。

聞き上手になること。
仕事ができすぎる人は嫌われる。

トップは中身ではなく言ってる人の本気度で判断する。
そして地雷を抱えている。
孤独で相談相手が欲しい。
良くも悪くも責任感が人1番強い。
役員を子供扱いする。
会った瞬間で人を判断する。
現場と新人が好きである。

トップの思考パターンを知ることはその会社の動きを全体感で捉えるのと同じである。

★大きなトラブルや矛盾を解消できる人が偉くなる。
表に出せない困ったことの矛盾やトラブルに耐え切れるひとがなんとかうまく経営を回すことが伸びる企業である。

★五年、十年の自分を想像して、3割の力を仕事以外に使っていく。

0
2023年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・正しい方向で戦略づくりを進めている以上、切り口は絶対に見つかるんだと信じて、地道な作業もいとわないでやる強い気持ちがないとダメ
・何を措いても、課題設定に戻って考えられるかどうか。これがいちばん大切なノウハウなのである。
・お客さんから何かを学べたり引き出せたりする人は、自分の殻を破ってどこまでも伸びていく可能性がある。
・苦労してまで偉くなんかなりたくないという人でも、苦労が自分の精神的キャパシティを大きくしてくれるんだと考えればいい。
・そのときの自分のキャパをちょっと超えたあたりで仕事をして、これだと苦しくはあるが、これをこなせばオレのキャパが上がるんだからいいか、と。そんなふうに仕事をしていきたい。

0
2025年09月06日

「ビジネス・経済」ランキング