あらすじ
「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」
ただひたすらに、ひたむきに……
桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。
伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。
■桶職人
覚えときな。木ってのは生きてんだ──木を見つめ木と生きる桶職人の一日。
■刀鍛冶
自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は…
■紺屋
友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが…
■畳刺し
明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で…
■左官(一、二、三)
土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…
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Posted by ブクログ
何気に本屋で手に取った。
絵が上手い。絵が受け付けない漫画は読まないけれど、この作者の絵は結構好きかも。
「桶」、「刀」、「藍染」、「畳」、「左官」、畳以外は女性の職人は時代を考えると意外だった。意図してなのであろうが。
佐官の話が一番気に入った。どこかで見た江戸時代の茶室を思い出し、こんな風に作ったんだと思った。
モノづくりへのこだわり、職人の生き様が感じられる面白い作品だった。