あらすじ
アガサ・クリスティーが残した一冊の小さな宝石のようなクリスマスブック。聖書に題材をとった物語と示唆に富む詩を集めた本書には、聖母マリアとキリストの絆、聖人たちの降臨、いたずらロバの大冒険、などが描かれています。鋭い観察力で人間の心理を濃やかに描きだした感動作です。
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Posted by ブクログ
クリスマスに読むクリスティの本とは知っていたけれど『春にして~』の余韻を味わいたくて手に取った本。正しくど真ん中。素晴らしい短編集でした。キリスト教のことは詳しくないけれど、聖書をもっとしっていたのなら、「あ~それそれ!」といった、ミッケ的な楽しみも出来たはずでした。分からないなりにきっと、信者の皆さんの息を呑む場面やゾクゾクって思うところなど推察して一緒にドキドキしたつもりになれた。
Posted by ブクログ
新約聖書を読んだ事がある人なら、
クリスマスの物語として楽しめるかもしれない。
新約聖書を読んだ事がないと、
書かれている意味が分からないかもしれない。
大人よりも、子どもが読んだ方がいいかもしれない。
意味を分かることより、展開を楽しめるから。