あらすじ
『エリザベート』は毎年のように帝劇や宝塚歌劇で上演される人気の演目であり、いまなおウィーンの象徴的存在である。19世紀のオーストリア帝国を中心としたヨーロッパの政治社会や文化を背景に彼女の生涯をあらためて検証することで、単なる「悲劇の皇妃」にとどまらない人物像を浮き彫りにする。特に詩作や旅の記録を通じ、彼女が同時代から受けた影響、同時代や後世に与えた影響を描き出してゆく。
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Posted by ブクログ
✩は3.5。
小学生の頃から大好きなエリザベートについての本。
エリザベート関連本はそれなりに読んできたつもりだったが、エリザベートの性格や、姑ゾフィーの価値観とその所業について、今まで読んだものはエリザベートに同情(あるいは肩入れ)しすぎの本が多かった。
一方で、この本はそういった部分をとてもフラットな視点で捉えていて、シシィもシシィで面倒な性格をしているし、ゾフィーもゾフィーで色々と頑張っていたのだなーという新しく感想を抱いた。
またフランツ・ヨーゼフの愛人としてカタリーナ・シュラットの存在は知っていたのだが、他にも愛人がいた(そして子供まで産んでいる!)ことや、ルドルフの妻シュテファニーがルドルフから性病を感染させられただけでなく、難産で次の子どもが望めなかったことなど、まだまだ知らないことがたくさんあった。