あらすじ
許嫁に婚約破棄された伯爵令嬢・ベアトリスは、家の爵位を守るため婚活中! そこで出会ったのはまさかの王太子・アルフレッドで…!? 初対面のはずが、なぜかベアトリスのことを「俺のもの」宣言する彼。しかも国の秘密を知ってしまい、王太子の‶補佐官兼お飾り側妃〟に任命されてしまう! 職務を全うすべく奮闘していたら、俺様で苦手だった彼の甘すぎる溺愛に翻弄されていき…!?
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ケンカップルってこういうのか
作家さん買いです。
三沢先生の作品で初めてこういうケンカップルものを読んだけどおもしろかったです。
ヒロインが、婚約破棄されたところを王太子にスカウトされるのは結構ありますが、今作のヒーローはなかなか曲者だったのがおもしろかったです。
また、周りを固める精鋭たちのキャラクターもよかったなぁ。
ランスは残念でしたけど、まぁ最初から「コイツ悪者コイツ悪者」と脳内で警戒したので意外性はなかったけど、理由がシスコンめいてて若干引きました。
ラストシーンも今までにない感じでよかったです。
え、ここで終わるの!?と思いましたが、長引かせるよりあそこでバッサリというのも潔くてよかったです。
匿名
今後の展開が楽しみ
いきなり舞踏会で婚約破棄。
それも、まんまと友達の女にはめられて。
そこに現れた匕ーロー、王太子にちょっと胸キュンしました。
これから、どんな人間関係やお話の展開が繰り広げられるのかスゴク楽しみです。
思わずニヤリ
ヒーローがヒロインを揶揄う姿、ヒーローのラブラブ度を感じて、思わずニヤリとしてしまいました。お話の展開は素直なモノで、安心して読めました。それにしても、ヒロインを自分の引き立て役として貶めた令嬢。身分としてもヒロインより低く、彼女の教養に及びもつかない自分をよく振り返ってみて欲しいです。そして、侯爵の後継の座を失った元婚約者は、自分がそれだけの人間なのだと自覚して欲しいですね。
賢いのかそうでないのか
ヒロインは本好きが高じて何か国語も習得してしまった才女ですが、事件に自ら頭を突っ込むような無鉄砲さがある令嬢でした。
意志が強くて仕事もできて好きなタイプのヒロインではあるのですが、もっと慎重に行動すればいいのにと何度も思わせるような展開があり、少しもどかしかったです。
王太子は意地悪だけどヒーローとしてなかなか魅力的でした。
元婚約者である浮気男の末路は自業自得だと思いました。
女の方はもっと質が悪いけど、ヒロインを排除すれば自分が王太子妃になれると思えるお花畑な思考が怖かったです。