【感想・ネタバレ】ラザロの迷宮のレビュー

あらすじ

湖畔にある洋館を友人と共に訪れた月島。殺人事件の犯人を当てる、脱出型の謎解きゲームが開催されるという。だが、男女8人の参加者たちの前で、本当の殺人が起きる……。戦慄の最終章に備えよ! 大人気シリーズ「心霊探偵八雲」著者が全身全霊をかけて読者に挑む、一頁先さえ予測不能のノンストップ・ミステリ。特別ショートストーリー「使徒の願い」を収録。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

めっっっっっちゃ面白かった!!
そう…そうきたかー!!で伏線回収の気持ちさ!!
あったあったそんなんあったわ…途中までミステリファンはニヤニヤしながら予想していた事態を裏切られ、くっそやられたと言う事間違いなしの名作。最後の回収まで綺麗!!

幼い頃の玲と彼の関係のストーリーも読んでみたいところ。
玲の透明感ある美しさの表現にいつの間にか好きになってるし2人に同情してしまう…
いやー名作だった…

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2025年09月12日

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ネタバレ

いや、多重人格の話か…、ありきたりだけどよくできてるな~って思ってすげえ本だなって思ってたけど、
それを上回るどんでん返しの衝撃!
ちょっとややこしくて混乱するけど、こんなん人の頭で考えられることじゃないわって思う!

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2025年08月05日

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今年読んだ本で何回言ったんだろ…と思いつつ、今のところ今年1番楽しめました!
好き嫌いは別れるのかなーと思いつつ、最初の衝撃で鳥肌でした。
そのパターンかー、と思いつつまた鳥肌でした!
2つの現場からの話で成り立って、ありがちだよなーと思ったら、ちょっと違う終盤のたたみかけでした。

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2025年07月15日

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後半の事件の展開に惹き込まれました!あまり読書をしない者ですが、本当に面白すぎて速攻で読み終わりした。これは読むべき。

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2025年05月11日

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ネタバレ

後半はドッタンバッタンひっくり返るから、どんでん返しを求めている人には楽しめると思う。

正直、永門は他の人と全然話さないから割と最初の段階で「月島の別人格かな?」と思っていた。
それにビリー・ミリガンの記述と、舞台の洋館の部屋がバラバラのことから、「登場人物はみんな月島の別人格で、心の中での出来事なんだろうな」とも気付けていた。

だけど、その2つがわかっていてもちゃんと驚けるどんでん返しで大満足!
先が気になって仕方のない一冊でした。

蛇足だけど、この作家さんは“何れにしても”って言葉が好きなんだね。

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2025年03月31日

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2つの話が交互に展開されていると思ったら…
最後の最後に裏切られる、先が読めないミステリー
何かが手から崩れ落ちるような結末
早く続きが読みたい!と思える本でした

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2025年01月07日

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久しぶりに、読み応えのある小説に出会えました。
ラザロの迷宮が解き明かさられる過程に、とてもワクワクしました。感動致しました。
作家の神永学さんの他の小説も読んでみたいと思いました。

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2024年08月17日

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ネタバレ

面白かった!
先が気になりすぎて、後半一気読み。
最初、館で自己紹介した時点で永門はイマジナリーだと確信。催眠療法が始まると、館の登場人物が月島の中にいる別人格だと推理した。
館の出来事は月島の心象風景で、人格争いをしてる?ってことは、ラザロとは別の肉体に人格として蘇ること??
などと、推理が楽しかった。現実と心象風景を見分けようとかなり注意深く読んだ。
久賀の存在がよくわからなかったので、つながりがわかった時はなるほどー!とすっきり。
ただこのまま終わると、まぁ想像内だなぁと思っていたら、最後のところでめちゃくちゃびっくりした。全てがつながり、最高にドキドキした。読み終わっても、興奮してなかなか寝つけなかった。
読んで良かった。

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2024年08月02日

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勝手に謎解きしながら読んでいくのが好きだが
全く想像してなかったラストで呆然としてる。
私は2つの時系列が違うんだろうと思っていたけど
まさかこんな結末が…

これを推理できた人は
私は「天才!」と呼んであげようと思う。

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2024年06月04日

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神永学さん作家デビュー20周年記念作の『ラザロの迷宮』の概要と感想になります。

概要です。
新人賞を獲った若きミステリ作家の月島は、友人の永門と湖畔に建つ洋館で開催される謎解きイベントに向かっていた。一方で行方不明になった女性の事情を訊いていた刑事の美波紗和は、署に突然現れた血塗れの男性の「助けて」という呟きに困惑する。まったく異なる出来事は次第に1つの結末へ導かれていく。

感想です。
『心霊探偵八雲』シリーズが話題の神永学さんは今作が初読みですが、何回転したか分からなくなるほどの想像を超えた作品でした。ミステリ愛好家の読者さんは賛否両論あるかもしれませんが、夕木春央さんの『方舟』の作風が好きな方にはオススメします♪
(ネタバレではないので、ご安心下さい。)

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2024年05月09日

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面白かった。続きが気になって、どんどん読み進められました。ラストは衝撃で、驚きました。
読み応えのある小説でした。

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2024年05月08日

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初めて読むタイプのミステリーでした
「まさかそうなっていたとは…」と感じさせられる本でしたね
読みながら物語の流れを予想して読むのですが、今回は見事に全て外れましたよ
(せめて一部だけでも当たっていて欲しかったな)

あまりこのようなトリックのミステリーは無いのではないでしょうか?
ミステリ好きなら私は読んでみることを
オススメします

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2024年03月21日

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ネタバレ

湖畔の館のクローズドサークルに2場面進行と、本格ものの魅力満載で雰囲気からしてお気に入りだった。
登場人物の名前が「あ」から始まる人が多いところで、別人格説は思い付いたが、永門以外は会話が成立していたこともあり説明が付かないと思っていたら、まさか館での事件自体が催眠の中での出来事とは…!
かなりの変化球に驚いたものの、それがオチというのも物足りないと考えていたところ、そこからのどんでん返しに興奮した。
文章も読みやすく、ページを捲る手が止まらない作品だった。

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2024年03月10日

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ある館での謎解きゲームと警察署に現れた記憶喪失の男、失踪した女性の事件が同時に語られるが、それぞれに出てくる人物がどうも共通しているという謎が提示され、読者は疑いながら読み進めることになる。
やがて記憶喪失の男の正体が明らかになっていくが、では謎解きゲームはなぜ主催された?館での殺人事件の犯人は?主人公にしか見えないように描かれる友人とは何者?復活を意味するラザロというキーワードの真意は?といういくつもの謎が残る。
すべてが明らかになるラストは予想の上をいく真相!

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2025年10月13日

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非日常な謎解きゲームと、これは関係あるのかと疑うような現実的な事件。不思議な館のお話とその秘密。
1つずつ謎が解けて行く度に、じゃあこれは?あれはどうなるんだ?と物凄く惹き込まれるお話。最後の最後までどんでん返しがあるので気を抜かず。

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2025年09月11日

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大好きな神永先生の本。
途中まではただのミステリーなのにあるところから少しずつ歯車が噛み合わなくなり違和感を覚え始めると言いようのない恐ろしさに襲われた。面白かった。

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2025年06月17日

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ネタバレ

永門が実在しないのは読んでいてなんとなく分かったが、まさか月島も実在しない人物と言うのは気付かなかったし、イベントの参加者の被害者以外の人物達も実在しないと言う事に驚かされた
最後の結末に辿り着く読者は殆どいないんじゃないか?と思う

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2024年12月04日

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ネタバレ

どんでん返し×3でした!!
正直途中まではおもしろさを感じず、神永学作品なのになんか微妙だなー。と思っていた自分が恥ずかしい。
Aの正体はあの人か?この人か?と推理しながら読みましたが、全て微妙に辻褄が合わない。それもそのはず、作者のミスリードにまんまと引っ掛かっていたんだから。
ラスト1/3くらいからの真相に迫る部分は本当におもしろかった。これは全く予想つかない展開でした。
(主人公の女性警察官の性格だけは、残念ながら好きになれませんでした。催眠療法のたびに横から口をはさんでくるのが不快。)

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2024年09月10日

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解離性同一性障害という馴染みのない症状がこの物語のキーワードになると言えよう.美波沙和刑事と白井和成刑事のところに「ミオを探して」と頼み込む藤木ナミ.ミステリー作家 月島理生と永門学が参加する謎解きイベント.記憶喪失状態で血塗れの青年Aが警察署に現れた.これらの三つのトピックが話のスタートとなるが、それぞれが特異な展開を辿りながら、次第に絡み合っていく構成だ.謎解きイベントでは3つの殺人事件が起こり、月島が中心になって謎を解明していく.青年Aの件では久賀警部と沙和が組んで催眠療法でAの記憶を探る.ミオの件は白井が主に担当する.これらの三つの話が展開する中で、玲という女性が共通項になってくる.謎解きイベントに出てくる人物が月島の中で個別に出現する性格を体現している由.Aは解離性同一性障害で記憶を自身の中で工作している由.把握するのが難しい物語だったが、唯一沙和の上司 降田の振る舞いが笑える.

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2024年08月15日

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ネタバレ

推測、納得、なるほど、そっちか!?
が入れ替わり立ち替わりだった。

最後の最後で彼が黒幕かと思ったら、彼も騙されていたとは。
死体の顔がぐしゃぐしゃだったのも伏線だったんだなぁ。

最後の方、月島の脳内のやり取りと現実の紗和の視点が同時に書かれている部分はすごかった。入り乱れているのに、読み手を混乱させない技量の高さ!さすがです。

「…これで計画は成った…」で、一応ハッピーエンドなのかな。

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2024年08月12日

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ネタバレ

最後の最後でどんでん返し。
こんなの松本清張でなかったっけなー。
永門は途中で想像と分かったけど、後半でそっち?とびっくり。二つの状況下で話が分かれてて、時系列があれ?って少し混乱した。
文中に何回か出てきた「24人のビリー・ミリガン」面白くて続編まで読んだけど、そこがヒントになってて、ちょっと安直かなぁと思ったら、ラストはそこじゃなかった。
一回読んだたら読み直すことはないのだけれど、多重人格のことを頭に入れてAの催眠療法の箇所だけ読み直した。

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2024年08月11日

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ネタバレ

第5章まで読んで、交互に語られていた二つの話が完全に繋がった。ここまではおもしろかったけど特に凄い驚きというものはなかった。
でもでも、終章のたった17ページで二転三転!単純に解離性同一性障害がキーワードの話ではなかった。なんか最後にしてやられた感。タイトルも納得!!

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2024年07月07日

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先日は、この本を読みたいが為に、この本がシリーズモノだと思い込み、心霊探偵八雲を購入してしまったが、シリーズモノでは無いと知り、直ぐに購入。

私の大好物のヤツですよ。
クローズドサークル、フーダニットo(^▽^)o
世界中の本がクローズドサークル、フーダニットになればいいのに!!と思うほど、こういうジャンルが自分は好きなのだと思う♪

世の中にはまだまだ私の知らないクローズドサークルものがあるんだな。幸せだぁ〜(^^)

世の中にクローズドサークルが溢れてくると、まぁだいたいパターンは決まってきちゃって、作家さんも大変だよなぁと思うのだが、次々と、新しいプロットをよく考えられるよね。本当に凄い。

このパターンもちょっと思いつかないクローズドサークルだった。

その世界観も初めてだったし、みなさんが仰っているように、最後に二転三転。

とーっても読みやすくて一気読み。
やっぱり私はミステリが好きだなo(^▽^)o

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2024年06月15日

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あーそう言う事だったのねと思った矢先、まさかの真実。ここまで二転三転すると誰も謎解けないでしょ笑
ミステリーあんまり読まないけど、最後まで楽しく読めた。

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2024年05月20日

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ネタバレ

永門がそもそも…っていうのはかなり序盤で気づいたが、あとは何も当たらず。

最終章もちゃんとダマされたけど、救いある終わり方でよかった

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

あおり文句のように話が進むにつれて展開を予想させるような数々の手がかりが出てくるが、最後まで決定的な核心をつかず、二転三転と話が動くので読む手が止まらなかった。

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2024年04月12日

Posted by ブクログ


しっかり読まないと混乱しそうな複雑さ

『ラザロ=復活の象徴』
真相はなるほどと唸らせる結末

いやはや、凄かったです

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2025年05月06日

Posted by ブクログ

小説の帯に『1ページ先さえ予測不能、衝撃の大逆転ミステリ』『驚愕のラストに備えよ!次々と裏切られる推理が快感になる、中毒必至のサイコ・ミステリ』とあり、かなり身構えて読んでしまいました。

同時進行のように、代わる代わる2つのストーリーが展開されますが、途中でどうやら繋がってきそうだとなり、自分の中できっとこの人が犯人だな、と目星がつきました。
でも別の犯人がいる感じで進んでいき、最後の方でぐいっと方向修正され、やっぱりね、
そうだと思ったよ、と自分のつけた目星に満足したのに、最後にひっくり返された〜。まさかあの人が犯人だったとは!
解離性同一性障害、催眠療法、興味深い分野です。

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

警察署に全身血に染まり、包丁を持った男性が入ってくる。
しかし、記憶喪失と認定され、
刑事の美南と久賀は、催眠療法を元に身元の特定に急ぐ。

また一方、もう一つのストーリーが並行して走る。
謎解きゲームイベントで、月島と永門は洋館で参加者たちと遭遇する。
そこで起きる殺人。
犯人を探せというが…。

両方のストーリーが交互に、少しずつ関連性を持たせながら展開されていく。
絶対関連がある、と思っていても、どことどこが結びつくのかは容易ではない。

読み終わった後、頭を整理するのに時間がかかった。
わかるような、わからないような、なんだか靄がかかったまま。
予想していないストーリー展開でした。
複雑…。

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2024年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ストーカーにつきまとわれていた女性の失踪事件、警察署に現れた血まみれでナイフを持った青年の事件、そして友人と脱出ゲームに参加することになった月島が巻き込まれた事件。

表紙の裏にもショートストーリーがあり、本ならではの仕掛けが凝っている。

……某児童ミステリ作家のとある作品を思い浮かべてしまい、驚きが少なかった。どんでん返しにも慣れたすれた読者なので、最後の真相も想定内。

まったく本筋とは関係ないが、加害者家族や被害者家族に絡む人の感覚が理解できない。二次被害を生み出すだけなのに何が楽しいのか。そもそも自分を省みたとき、人に石を投げられる資格がある人っているのかな。(そういう人は石を投げないと思うけど)

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2024年04月07日

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