あらすじ
「どうか、姉様の知っている僕だと思ってくれませんか」――ロレッタと従弟のウェインは、3年前、多くの民が祝福する中で結婚した。しかしその直後、彼女は自分が子を授かれない呪いにかかっていると気づく。小公爵夫人として跡継ぎを望めないことは致命的で、申し訳なさから、ロレッタは夫と目を合わせることもできなくなってしまう。早く離縁を切り出さなければ、でも彼が自分以外の女性を選ぶ姿は見たくない――とひとりで苦悩を深めていたある日のこと。目を覚ますと、彼女の精神はちょうど10年前、13歳の頃に戻っていた。ふたり心を通わせていた頃の記憶をなくしたロレッタに、ウェインはただの幼馴染として寄り添うことを提案し……?
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ウェイン頑張ったねぇ!
思わずそう呟いてしまった読後。
癒やし姫がおそろしい呪いに晒されて人生を狂わされた過去から、たくましく立ち上がるお話でした。
すごく優しい気持ちと切ない気持ちとでロレッタを愛してきたウェインが報われる瞬間の尊さといったら!
ロレッタが子供がえりすることの意義や大人の自分を冷静に子供の気持ちで振り返るところがとてもおもしろかったです。
大人はよくわからん言い訳をしてしまいがちなんだなとしみじみしました。
イラストも美しくて、とっても素敵でした。
突然10年前の13歳に戻ってしまったロレッタへのウェインの寄り添い方が素敵で、いきなりこんな状況になってしまったのに、しっかりしてて頼りがいがある感じで素敵でした。
元々二人とも罪悪感?みたいなものを持ってたからちゃんと話もできてないひどい状況だったけど、子供に戻ったロレッタは天真爛漫で、ちゃんと話をすることができて良かったなあと思いました。