あらすじ
ルドベキア王国の第三王子・アレクは、7人いる眠り姫を起こすためにキスしたことで反感を買っていたが、なんとか無事に全員との仲直りを達成(?)し、いよいよ8人で力を合わせて眠りの呪いを解くことに。
地下深くにあった「魔女の隠れ家」を発見し、探索する8人は、ついに「眠りの魔法の解き方」を発見する。
そこには…呪いを解くために「目覚めた姫君と契りをかわし婚姻の儀を行う」必要があると書かれていた!
しかし、具体的に何をすればいいのかがわからない。引き続き呪いの解き方を探す8人だったが、呪いをかけたイバラの魔女・ベルクローゼの魔の手が忍び寄ってきて――!?
7人の姫(おおらかでちょっと天然な第一王女・フローラ/草花とからかうことが好きな第二王女・キアラ/恋に恋い焦がれる行動派の第三王女・クレア/大人に憧れつつ、ちょっと怖がりな第四王女・ミア/曲がったことが許せないツッコミ役の第五王女・シャルロッテ/なんでも調べたい、好奇心の塊な第六王女・ユーカ/元気っ子で、食べるのが大好きな第七王女・エリザ)と1人の王子(バカがつくほどマジメな情熱家のアレク)によるドタバタラブコメ!
第四王女・ミアが目印の第5巻!
感情タグBEST3
魔女ベルクローゼも……
アレク君が非常に好青年なので、姉妹に人気になっても不思議ではないです。
この巻ではイバラを退治する方法を探すために役割分担して、必要な物資を街中から入手したりのエピソードが中心でした。
クレアさん、城の中から初めて街に出て、ちょっと心細かったのか、アレク君と腕を組んでいました。恋人の有無を聞いていたのも、そういう意味だったのでしょう。
猫カフェみたいなお店で羽のついた白い猫に遭遇し、イバラを操るベルクローゼとも交戦しますが、この魔女、ポンコツ娘っぽい……撃退され泳げないところをアレク君に助けられていました。