あらすじ
養老孟司が「脳」から人間をあぶりだす!
解剖学の第一人者が「脳」から考察した人間の生きざま。
生と死、言葉と文化、都市とメタバース……すべての「現実」は我々の「脳」が決めている!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
養老孟司先生すごくまともな人だと尊敬します
言語化するのが難しい
なんかモヤモヤしているような事は
自然からどんどん離れて都市化しているこ事なんだろうなと読んでいて思うと、いろいろつじつまがあってくるので、ほんとにそうなんだと思いました
子どもは自然で、それを自然からどんどん遠のかせる事が大人になるということ
それはなんかいやだなぁ
自然に回帰したくなる気持ちは誰しも持っていると思うんだけど
社会が許さないというか営利目的(経済)で回っている世の中で抗うこともできずにいる自分にももどかしい
昭和30年代?1930年代?どっちだ?忘れたけど
その頃までは子どもの権利をしっかり守っていたとあったので、そんなに昔ではないから、せめてその頃の日本にくらいはしたいと感じた
Posted by ブクログ
短編を詰め合わせた様な感じ。
養老先生はほんとうに自然を愛されているのだな。
都市化は人間の脳を取り出したもの。
言われてみればそうだなと感じることばかり。
私自身もど田舎から進学、就職でどんどん発展した都市に住むことになり、得体の知れない気持ち悪さを感じていたがそういうことなのかもしれない。
理想だけで完結するものなんてない。
言語化が難しい無意味なことこそが生き甲斐になるし楽しさを生むのだと思う。