【感想・ネタバレ】修羅の家のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

気持ち悪い。恐らく、これが我孫子武丸先生にとっての最上級の褒め言葉であると思う。

人間の肉を食べる行為については、それを習慣とる部族もいる点で、たんに文化の違いであるというのを念頭におくと、ある種の人間以外(悪魔)の境界として描かれていることには、ちょっと物足りなさも感じる。

少なくとも何も知らずに食べてしまった犬は、最初から最後まで何の罪もないので、せめてそこは助けてあげよう、とも思う。

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2023年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

描写のエグさも中々だったが、ストーリー構成の仕掛けにも驚かされた

終わり方はすっきりしなかったものの、現実の監禁事件がモチーフということもあり、これもリアルさなのかと納得した

まあまだ救いのあるラストなんじゃないかな
ちゃんと2人で逃げ出せたみたいだから

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2023年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実際にあった事件がモチーフ。
尼崎の家族乗っ取り事件。
洗脳がテーマ。
実際の事件がとてもエグい

後半2人が混同して時系列がよくわかんなくなった。

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2023年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『修羅の家』ってタイトルが生易しく思えるくらいの家庭乗っ取り無限地獄。
覚悟していたよりも胸糞描写の場面は少なく、悪魔・神谷優子に拾われた野崎晴男とは別の男の視点の話が入ってくると、地獄は途中から二手に別れた奇妙な様相を見せ始める。
ただ単に人の尊厳を踏みにじる行為の羅列ばかりではないミステリー要素もあり、それが解かれてからもジェットコースターのようなスリルがあり、結末まで目が離せない苦しい満腹の読後感。
全く救われた気にならない最後だが、他人を家庭に懐柔させると破滅するという教訓には充分な一冊に違いない。

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2023年09月02日

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