【感想・ネタバレ】愛と混乱のレストランのレビュー

あらすじ

赤字続きで休業に追い込まれたフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」復活のため、本社外食事業本部から出向してきた鷺沼理人は、若手シェフ・久我修司の引き抜きを試みる。確かな腕を持ちながら暴力沙汰を起こし、今は実家に戻っているという久我は、理人の依頼を「あんたが気に入らない」と言下に拒否する。それでも通い続けてくる理人に久我が提示した交換条件は「言うことをなんでも聞く」というとんでもないものだった。しかしある理由から店の再興を失敗できない理人は、その崖っぷちの選択を呑むことに――。“夢の庭”(Le Jardin des Reves)の実現は果たして――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この小説がやばい!の1位になってるのを見て手に取った作品。
最初はありがちな展開で、これが本当に面白くなるのかなーあんま理人好みじゃねーなぁ、と思いながら読んでいたんですが、1巻が終わる頃にはもう夢中。
次!次!と叫びながら2巻読んで、3巻読み終わった翌日には番外編を買いに走り、その3日後には小冊子の申し込みを完了させていました。

3巻の、美味しいって久我の料理を食べるシーン号泣した。
高遠さんの心理描写はものすごく感情移入させられてしまう。
麻生さんの挿絵も雰囲気合ってて良かったです。

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2011年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある方から勧めていただいた本。
BL小説で面白いもの(興味の引かれそうなもの)と言う点で教えていただいたタイトル。
まだこの時点で「恋愛」とか「ラブ」なところへ発展していなくて、それぞれの登場人物の背景がちょっと垣間見えたというくらいなので続きでどのような「BL的なラブ」が読めるのか楽しみです。
生きる」と言うのは「生命を全うすること」だと思うのです。生命を維持するためには食べることが大事なのですが、主人公は「食」への欲求が薄い。味も分からない。愛情も分からない。情の薄い人のように思えるけれど、実はその根底には「愛されなかった」「愛情を得られなかった」背景がある。
嫌な過去のトラウマを克服するためにあがいている主人公がどうなるのかなーと言う感じです。

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2012年06月25日

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