【感想・ネタバレ】勝間式 超ロジカル選択術 後悔しない自分になる!のレビュー

あらすじ

「いかに後悔しないで生きるか? ×選択」をわかりやすく解説!

・人生最大の無駄は「後悔」。その理由は過去は変えられないから――そんな明確な事実があるにも関わらず、多くの人にとっての悩みの大半は過去への後悔、未来に後悔したくないという感情だったりします。本書は勝間式のロジカルな解説で、後悔しない自分になれる思考を得て、それにそった選択ができるようになる本。

・本書は選択理論心理学をはじめ、行動心理学、行動経済学をベースにした「選択術」を、勝間和代さんが指南。経済評論家として、さらにライフハックのカリスマとして人気を集める著者が提案する、新しい選択術。

・自分が人生で大事にすること、欠かせないこと、譲れないことを、「ただ決めるだけ」。心理学でいう「上質世界」を明確にすれば、後悔はなくなるという部分が肝。5つの基本的欲求から2つ選んだものが、自分の上質世界。選択に迷わない自分軸をもつ方法。

※カバー画像が異なる場合があります。

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Posted by ブクログ

著名な経済評論家である勝間氏が、人の行う選択について述べたもの。しっかりした経済・ビジネスの知識に基づいた処世術である。説得力があるし、簡潔でわかりやすい。他の本も読んでみたい。

「後悔を伴わない選択というものは存在しません。何をどのように選択したところで、後悔は必ずつきまといます」p5
「もし「自分は失敗することはほとんどない」という人がいたら、それは慎重すぎるのではないかと自問してみたほうがいいかもしれません。失敗確率が1割以下の人は、後悔することが少ないかわりに、変化や成長もありません」p7
「現実の人生では、たくさん振ったもの勝ちです。順番を待つ必要さえありません。たくさん振って、トータルでよい目を出して、高いスコアで上がればいいのです」p7
「ただ気をつけなければならないのは、私たちの時間やお金は有限だということです。より自分が幸せになれる選択を重ねていくためには、その配分を考える必要があります」p7
「大切なのは、現状維持はあり得ないということです」p44
「若さや健康が失われていくスピードに対して、自分の知識や経験が増えていくスピードのほうが上回ってさえいれば、賢く楽しい年寄りに間違いなく近づいていきます。しかも体力とお金があれば、老後は恐れることはありません」p46
「経済学ではサンクスコスト(埋没費用)といいますが、膨大な開発予算をかけたのに思うような成果が上がらないとき、これまでの投資を無駄にするまいと追加投資して、かえって傷口を広げてしまうことは珍しくありません。つまり、失敗から目を背けることによって、選択を間違ってしまうわけです。本来であれば、失敗だとわかった時点で損切りするほうが、損失を最小限にくいとめられるはずです。これは、あらゆる選択について言えることです」p53
「「このまま続けて大丈夫かな」と思ったときは危険のサインだと考えてください。そもそも物事が順調に進んでいるときは「大丈夫かな」などとは考えません」p54
「他人に迷惑をかけない限り、自分の命と財産を失わない範囲で、楽しそうだと思ったことは全部やっていきましょう」p66
「私たちが人間関係で悩むのは、多くの場合、付き合う人の母数が少ないことによるものです」p90
「よく「あなたのためを思って」と言う人がいます。これは、ほぼ自分のために言っていると思って間違いありません」p96
「行った先で、人脈を増やそうとして熱心に名刺を配ったりと、自分を売り込もうとする人がいますが、そんな必要はありません」p98
「私はドルコスト平均法による積立をおすすめしていますが、それを知ったのは、30代のときに『ウォール街のランダム・ウォーカー』という本を読んだことがきっかけです。早速ドルコスト平均法によるインデックス投資を始めたおかげで、定期預金とは比べ物にならない利回りを実践できました」p108
「人生のヒントは、あらゆる本に詰まっています」p109
「社会人の半数以上は、1ヶ月に1冊も本を読まないという統計があります。もし月に1冊でも読めば上位50%、月に5冊読めば上位10%に入ることになると考えられます」p110
「スマホは2年に1回、新しいものに買い替えることをおすすめします」p158
「業績が伸び悩んでいる会社にいる限り、どんなに優秀で努力を重ねたところで、さほど給料は上がりません。ところが急成長中の会社では、給料や待遇は右肩上がりで伸びていきます」p172
「社風は、外から見るだけではわかりづらいので、できれば入社前に、中にいる人に聞くのが一番です。あるいは自分の知り合いや先輩が入社していたら、どういうタイプの人が入社して、どんな人が出世しているのか見てみるとわかりやすいと思います。他人に迷惑をかけても気にしないような人が出世している会社だとしたら、そういう企業文化だということです」p176
「日本に生まれたというだけで、非常に恵まれた条件にあります」p178

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

これからの人生について前向きに考えるきっかけになった。ずっと現状維持を続けてて、このままでいいのかと悩んでいたが思い切りたくなった。選択する時は4つ以上の選択肢から選ぶ。

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2023年09月18日

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毎度腹にブッ刺さる勝間さんの一言。

世の中には善人と悪人がいるのはそうかもしれないけど、一番迷惑かけるのは余裕のない人。

っていう。

確かに。
お金に余裕のある人、
時間に余裕のある人、
自分に余裕のある人、

逆にない人。

お金に余裕のない人
時間に余裕のない人
自分に余裕のない人

こちらは限りなく他人に迷惑かけがちだよね。

私たちは毎日少しづつ死んでいく。
後悔しないのは、成長も変化もない。

本当にそうだ。
勝間和代さんがやってる、やりたいこと全部やってみるキャンペーン。
割とわたしも実行率高いけど、これからもっともっとやっていこうと思います!!!

勝間和代さんの本は数ヶ月に一回読んで、自分を叱咤激励したいなぁ。と毎度毎度思う、定期的に読んだ方がいい本です。

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#ロジカル選択術
#四つの選択肢をつくる
#なかなか難しい
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#ホットクック
#毎回気になってる
#使いこなせるかな?
#そんなに楽!?
#めっちゃ気にはなるんだよなぁ
#おくとこないだけ
#やりたいこと全部やってみるキャンペーン

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2025年06月25日

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勝間さんとてもサバサバしてて気持ちがいい

速やかに損切りすること
嫌なことを思い出すたび記憶回路が水路のように補強されて強固になってしまうので、忘れる力を発動する。楽しい記憶で上書きする

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2024年03月25日

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2024年8冊目。満足度★★★★☆

かつての「勝間ブーム」が去ってからかなり時間が経つが、当時から変わらず常に貪欲な知的好奇心を発揮して、読書等から得た情報に基づいて、自らのQOLの向上に取り組んでいるのが著者

本書は、そんな彼女の意思決定のポイントについて、まとめたものとなっている

良いと思ったことは取り入れ、悪いと思ったこと(例えば飲酒)をさっぱりやめるあたりは、勝間氏らしい

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2024年02月01日

Posted by ブクログ

勝間さんの本は、どの本を読んでもブレがなく、はっきりと示唆してくれるところがとても良い。特にいいなと思うのは「いつも利他的でいよう」というところ。要は、一緒にいて楽しい人、他人に対してナイスな人になろうということ。

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2024年01月28日

Posted by ブクログ

・睡眠は8時間とる
・スマホは2年に1回買い替える
・SNSを活用して「弱いつながり」を増やそう

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2023年11月25日

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1.選択肢を増やす
2.ベターな選択をしやすいよう仕組み化する
3.常にバックアッププランを用意する

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2023年10月19日

Posted by ブクログ




本書からずれるけれど、
勝間さんがさおだけやの本を読んで
おもしろいけれど自分でも書けそう。
何が違うのか?と考え、
販売力などと結論づけるところがとても納得できた。


あと、勝間さんといえばドルコスト平均法だけれど、
個別株もいろいろもっていて
お金持ちはやはり財布の口は硬く、堅実にお金を使っていることがわかった

・現状は3割増、未来は3割減に見えるので、
 現状3割減、未来を3割増で考える方が
 フラットな比較ができる。

・選択肢が増えるほど、人生は自由に楽しく生きられる


・選択にまつわる3つの誤解。
①世の中の選択には正解がある。
②後悔=悪
③選択はやり直せない。

→勝間式超ロジカル選択術
①選択肢を増やす
②ベターの選択しやすいように仕組み化する。
③常にバックアッププランを用意する。


・72の法則
72を金利で割るとお金が2倍になる期間がわかる。

100万円のお金を金利4%の利回りで投資できれば72 ÷ 4 = 18だから18年後には100万円が200万円になる


・大丈夫かなと思ったら、危険のサイン。
物事が順調に進んでいるときは大丈夫かななどと考えない。
大丈夫かなと不安に感じる事は、危険水域に入っている可能性が高い。


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2023年09月03日

Posted by ブクログ

・何かを選択するときに2年後に死んでも100歳まで生きても後悔しないようにという基準を持つ。
・1日で睡眠を除いて使える時間は1000分、動画やSNSの10分はあっという間に1%使っていることになる。
・毎日少しずつ死んでいくので、やりたいことは前倒しでやっていく。
・選択できるのは相手の行動ではなく、相手と自分との距離。
・歳をとった時に助けになるのはお金より友人、国は年金はくれても友人はくれない。年上や同年代はいなくなってしまうので、年下の友人を増やす。
・交通事故のニュースより交通事故統計をみる。
・週1回のジムより毎日短時間、自宅で運動。ジムの契約は健康免罪符。
・海の水を沸かそうとするな、ビーカーに入れた海水はすぐ沸かせることができる。問題は小分けにして解決していく。
・良いものはお金をかけて宣伝しなくても売れるはず、広告費にお金をかけている分材料費を抑えている可能性。適切な選択のためには広告を意識的にカットする必要。
・バイキングや食べ放題は残って廃棄する分量まで決めて料金を決めている。アラカルトで自分が本当に食べたいと思うものを頼むほうが満足度が高くなる。
・何かを買うときは所有価値ではなく体験価値で買うこと。体験をするためには買わずに借りるでも済むことがある。
・住宅ローンは機会費用を失うことになる。他のことが出来なくなる。手取りの30%は明らかにオーバーローン。不動産は高額の方が儲かるし、銀行は長期の高額ローンの方が利息が入り続ける。組むなら手取りの20%以下。

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

- セレンディピティは一歩先の行動から生まれる
- 選択肢は4つつくる
- 後悔最小法
- 予算の3割程度で一度試す→知見を実体験からアップデートした上で選択する

youtubeの勝間さんのお話のまとめのような書籍。復習になっていい。

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2023年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全部をやると思うと大変かもしれないが、できそうなことから取り入れていくのが良さそう。

・世の中の選択に正解があるという誤解
・後悔=悪ではない、なるべく納得できる後悔にする
・選択はやり直せる、「51%以上正しければ大体OK。やり直しているうちに正解に近づいていく」

ポイント
◾️選択肢を増やす
4つ以上の選択肢から選ぶと、自分にとって何が大事かわかってより納得のいく選択ができる。
◾️ベターな選択をしやすいように仕組み化する
仕組みや習慣をつくることで本来取るべき選択を簡単にとれるようにする。コンビニではなくスーパーを利用する、簡単に自炊できる調理器具を買うなど。
◾️常にバックアッププランを用意する
100%正しい選択肢はないので、間違ったとき後戻りできるよう時間とお金に余裕を持たせておく。
◾️私たちの悩みの大半は、選択肢の少なさから生じる
逃げ道があれば、辛い時自分を守れる

・一度に全て選択しなくてもOK。小さな選択を少しずつ重ねると失敗しにくい。
・お金は8:2=生活に使う:投資
・複利を味方につけるのが大事(投資)
・浪費の1番の原因はストレス。しっかり睡眠をとろう。
・弱い繋がりを増やして人間関係の母数を増やすことで
、1人1人への執着が分散し悩みにくくなる。
・交通事故のニュースより統計を見る方が有効。
・健康はすべてに勝る資本!
・余裕を持つことで、感情に振り回されにくくなる。

◾️どれだけ稼げるかは環境で決まる。能力や努力の影響はせいぜい1割。
◾️何も選択肢しないことはリスクを避けることにはならない。

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2025年04月28日

Posted by ブクログ


私たちがコントロールできるのは、
1 将来の行動や考え方
2 他人の言動の受け止め方
3 毎日の習慣

選択理論心理学の5つの基本的欲求
1 生存の欲求
2 愛・所属の欲求
3 力・価値の欲求
4 自由の欲求
5 楽しみの欲求

仕事の報酬は、給料や待遇だけではありません。どれだけ楽しく取り組めるか、ストレスが少ないか、自分に合ったやり方でのうりょを最大限に発揮できるか、そうしたプロセスも含めて報酬です。

1日0.2パーセントの改善を積み重ねるだけで1年で2倍の差がつくわけですから、同じ時間であっても圧倒的な格差が開いていきます。

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2023年08月20日

Posted by ブクログ

選択:選択肢を多く、バックアップを用意
人は常に自分の上質世界のために選択する→ 間違った上質世界を自分の上質世界としない

☆上質世界、フリーランチはない、72を利回りで割った数字が10倍になるまでにかかる年数

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2023年08月06日

「ビジネス・経済」ランキング