【感想・ネタバレ】ChatGPTの頭の中のレビュー

あらすじ

人工知能チャットボット「ChatGPT」の知られざる仕組みと基礎技術について、自らも質問応答システムの開発に携わる理論物理学者が詳細に解説。今も進化し続けるChatGPTが、将来的に人間の脳に匹敵する「思考の本質」を身につける可能性が鮮やかに示される

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ブックカタリスト倉下さんお勧めとの話をPodcastで入手し、それではと軽い気持ちで読み始める。

あれ、これは初心者向けではなくある程度の前提知識のある中級者向けだなと勘づくが、本の薄さに励まされ読み進めてみる。

私なりに理解して点としては、
・ChatGPTがなぜそのような回答に行き着くかは、本書刊行時点ではブラックボックス(現在はどうなのだ?)

・論理的な計算処理で導ける質問に対しては苦手、ハレーション。そこに、著者開発のWoifram/Alphaとの協働で、ブースト可能だよという売り文句。(実際にコラボしてるのかな?)

・構造論(シンタックス)と意味論(セマンティック)の観点から、論を展開してるが理解できず。つまりは、人間による言語用法にチャッピーの働きは近似しているし、チャッピーの構造理解が深まると人間の言語能力に関する理解も深まるのでは、という期待がある。

素人な私にはむずい。が、なにができるかではなくなぜできるかという構造を解説しているという点で、重宝される書籍ではないだろうか。ぜひ皆様にもチャレンジしてほしい。

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2025年08月14日

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