【感想・ネタバレ】イェール大学集中講義 思考の穴―――わかっていても間違える全人類のための思考法のレビュー

あらすじ

世界最高峰の大学で、面白すぎて毎週、大講堂が「異例の大満員」。イェール大学のエリートたちがまず最初に頭に叩き込む、人の思考の「限界・パターン・脳の癖」とは? ノーベル賞研究からBTSまで、全角度から語り尽くして、学生の親兄弟にまで話題騒然! 100万部超『ファクトフルネス』共著者絶賛、伝説の授業!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

翻訳にありがちな分かりづらい表現や例え話あり。しかし、日常でおそらく人間が感じたことがあるだろう疑問を解説してくれる内容だと思う。

中でも印象に残ったのは、「遅延割引」の「嫌なことも未来にやるほうがラクだと思ってしまう」というもの。私もよく嫌なことは先延ばしにしてしまい、自分に嫌気がさす場面が何度もあった。
未来をより現実的に考えて、未来を軽んじることのないようにしたい。

他にも、曖昧な表現を使った場合は、例え相手が旧知の仲でも、理解度は初対面の人と変わらないということも、覚えておいたほうがいいと思った。
「家族だから言わなくても分かってくれる」ということはない。なるべく素直に気持ちを表現したい。


この本は、義務教育で取り入れるべき内容だと思う。上記以外にも、もっと早く知りたかったな、と思った内容が多々。これからも定期的に読み返したい!

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2024年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・我々は予想以上に無知
・世界を自分の思い込みで捉えている
・原因を短絡的に捉えてしまう
・五感で認識し、エビデンスよりイメージしやすいもので判断してしまう
・失うことを極度に恐れている
・エビデンスなどを自分の思い込みで解釈する
・他人の考えていることなんてわからない

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2024年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イエール大学の心理学の教授である著者が学生から定評のある思考の不具合について数々の実験を事例に行う大学での講義をまとめた一冊。

流暢性効果や確証バイアスなど認証心理学について実験等などをもとに深く学ぶことができました。
自分を過信しないことやタスクを小さく分けたり、過去の事例に当てはめて考えることが大切であることや確証バイアスに囚われないことや原因を一つに絞り込まないことや得ることと失うことの感覚の違いなど人生を生きる上で大事なポイントが多く書かれていて勉強になりました。
いつもと違う行動を取ったり、違う選択肢も考慮することや数多くの事例から判断する方が誤解を招く恐れが低いことや整理するときは保有効果と損失回避を考えて行うことなど認証心理学の観点からいつも行う行動に違った視点を加えることがより良い結果に結びつく可能性もあることも知ることができました。

そんな本書の中でもバイアスは人の認知にはつきものだと思って人と接することや他人の心は読むのではなく素直に聞くことなどは対人関係を良くするための参考になると感じました。

本書で学んだ認知心理学は人生を有意義に過ごすために知って損はない知識であると感じました。
そして学んだことをうまく活かしてこれから過ごしていきたいと感じた一冊でした。

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2024年07月04日

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