あらすじ
『学園祭の日だけ入れる場所には、人に嘘をつけなくさせるお宝が眠る』
俺・天内晴麻の通う青崎高校ではそんな謎めいた言い伝えがあった。
学園祭当日、俺は冷堂紅葉と共にイベントを満喫していたが、
学校に乱入した無法者達に教頭が拉致監禁される非常事態へ……狙いはお宝!?
大混乱のさなか、冷堂は再び密室で殺害されてしまい――。
「この謎は解かない方が良い……」
「なぜ私に真相を隠すのですか?」
誰が冷堂紅葉を殺したのか?
思惑渦巻くお祭りで、因果が繋がる究極の犯人当て(フーダニット)が始まる!
「私の推理を、聞いてもらいます」
――まるで、天内晴麻から冷堂紅葉への挑戦状だ。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感情タグBEST3
作者と同じ感性なら面白いと思う
君への挑戦状というタイトル+解かない方がいい密室+私は冷堂が不老不死だと知っていると自白しているような密室の作成方法から、前作で出てきた組織の関連人物が犯人?とワクワクしながら読んでいたら、ただの身内の勘違いでした。ごめんなさい。これからも仲良くしてね。というあまりにも衝撃的な結末で激萎え。
これ抜きにしても前作から大幅に作品の規模とシリアスさが激減。
話はほぼ学校内で完結する。
没原稿は孤島物だった事と前作、前々作の舞台が学校だった事から鑑みて作者はきっと学校以外書けないのだろう。
トリックも陳腐でよくある物で、多分大体の読者が絶対に一度は読んだ事がある。
物語の矛盾点も数え切れない位ある。
最後の、依頼人は警察手帳を見せたから警察関係者ではないか?というまるで小学生が出した位の低レベルの結論は本気で言っているのか笑かしに来ているのか。
正直言って、どこがどう面白いのか分からない作品。
多分、作者と同じ普通じゃない読者なら面白いのだろう。
普通な人間なら読むだけ時間の無駄なので読まない事を勧める。