あらすじ
終戦間近、帝国陸軍の真柴少佐は軍トップに呼集され、ある重大な密命を帯びる。祖国復興のための軍資金を護るため、真柴は小泉中尉、望月曹長とともに極秘任務を遂行、勤労動員として20人の少女を集めた──。
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Posted by ブクログ
第二次世界大戦が終わったあと、マッカーサーはこう言った。
「私の遺産は日本にある」。
戦争が終わるほんのちょっと前、
とある兵隊さんと女学校の生徒・教師が
国家の密命に加わった。
そんなお話だった気がする(うろ覚え
ロマンか悲劇か?
終戦に際しての、架空の(?)秘宝をめぐるドラマ。
現在と終戦時という二つの時間軸で話は進みます。
同時に、さまざまな登場人物の視点が複合的に描かれてストーリーの厚みを感じさせます。
GHQ側の視点でも話は進みますが、
マッカーサーってそんな人だったのか?という大いなる疑義が心に湧き上がってとても落ち着かない気分にさせられます。
ありそうな気もする、ってところがロマンなのでしょうね。
でも、やはり少女たちの運命の扱いが.....自分にとってはちょっと痛かったです。
映画は未見なのですが、そこがどう扱われているのかも気になりました。