あらすじ
「わたしはこんな三角関係をぜったいに認めない」──穂村チカ、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみのホルン奏者。音楽教師・草壁先生の指導のもと、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見る2人に、難題がふりかかる。化学部から盗まれた劇薬の行方、六面全部が白いルービックキューブの謎、演劇部との即興劇対決……。2人の推理が冴える、青春ミステリの決定版、“ハルチカ”シリーズ第1弾!
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Posted by ブクログ
事前準備なしで読んだら、ちょっと感動してしまった。久しぶりに⭐︎5つけます。
このシリーズ、そしてこの作者の本を読んでみよう。
人は死なないけれど、それぞれが様々な動機で犯罪というか、悪いこと(とも言えない程度のものもある)をしたりする。
それでも謎を解き、感動させるとかなかなか他の小説ではないと思った。、
Posted by ブクログ
ハルチカシリーズの一作目。
ここからシリーズ全て読みました。
この本を読み始めたのが中学生の頃というのもあって、私もこんな高校生活を送りたい!と思いながら読んでいました。
大人になった今でも時々繰り返し読み、あの頃と同じように楽しみながら読んでいます。
高校生活、しかも部活が舞台のお話と聞くと、キラキラ青春!というイメージがありますが、それだけではない、私たちが見ている光の部分だけではなく、見えていない、または見ないようにしている影の部分も描いているところが、私は好きです。
続刊が出てほしい…とずっと期待して待っています。
Posted by ブクログ
うわーーーー!!
初めて読んだけど、久しぶりに大ヒットな香りのする作家さん!!
1話目はふむふむて感じ。2話目はぐっとくるわーって感じ。3話目の「退出ゲーム」はストーリーや展開も面白いけど、人間へのスポットの当て方がしびれる。
4話めの「エレファント・ブレス」・・・・
うわーーーしか言葉が出ないわ。
全然先が見えなかった。
切なくも温かい話。
続きやシリーズ外の作品も読もう。
Posted by ブクログ
穂村千夏
清水南高校一年生。廃部寸前の吹奏楽部で、吹奏楽の“甲子園”普門館を夢見るフルート奏者。春太との三角関係に悩んでいる。
上条春太
清水南高校一年生。千夏の幼なじみ。ホルン奏者。完璧な外見と明晰な頭脳を持つ。千夏との三角関係に悩んでいる。
草壁信二郎
清水南高校の音楽教師。吹奏楽部顧問。
片桐圭介
清水南高校二年生。吹奏楽部部長。
成島美代子
清水南高校一年生。中学時代に普門館の経験を持つオーボエ奏者。
名越俊也
清水南高校一年生。廃部になった演劇部を復活させ部長を務めるり生徒会執行部にマークされているブラックリスト十傑の一人。
藤間弥生子
清水南高校一年生。演劇部の看板女優。
マレン・セイ
清水南高校一年生。中国系アメリカ人。サックスの名手だが演劇部所属。
日野原秀一
清水南高校二年生。生徒会長を務める。頭のてっぺんから爪先まで変人。
萩本肇
清水南高校二年生。発明部部長。ブラックリスト十傑の一人。
萩本卓
清水南高校一年生。発明部部員。肇の弟。ブラックリスト十傑の一人。