感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2011年02月02日
何でもできる完璧な教師愚龍の鈴音への愛情に驚きながら読み始めたら、「蟲」が現れてから話ががらりと変わり(といっても序盤ですが)、不老不死という漠然とした題材ながらも独自の世界観で、面白かった。グリコの素直じゃないところがとても可愛いと思ったw
「見ないで」は普段のグリコの性格や過去、千年間の孤独など...続きを読むを考えると凄くつらく悲しくて、重い一言だと思った。
Posted by ブクログ 2010年01月10日
タイトルからは話の想像がしづらいのですが、読んでみたら心に直接触れてくるようなお話で少し驚きました。
鈴音と出会ってからグリコがちょっとずつ変わっていく様子が何だか微笑ましいです。
全巻所有。
お気に入りは「チョコレートパフェ」「愛の唄」「白雪姫」
Posted by ブクログ 2009年10月04日
最後にはみんな居なくなってしまうし、誰一人望みを叶えて死ぬことはできなかったけどみんな幸せだったのかもしれません。
途中鈴音があまり出てこなくなったからどうしてしまったのかと思ったけれどこういうことだったとは。
個人的に一番好きなキャラは蜜姫とゼキくんです。ムーンじゃなくてあくまでもゼキくん。蜜姫は...続きを読む友達想いなところとか姉想いなところとか素直なところとか全部が可愛くて大好きです。ゼキくんにはもうちょっと幸せになってほしかったかな。
これを読むと、この世やあの世の全てがくるくると回っていることに気付かされます。何か子供っぽい感想になってしまった。余談だけどカヂリくんを表紙で見たとき絶対に女の子だと思ってました。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
作者買い。日日日ですから。
高校生の倫理程度の知識があればより一層楽しめるかも。キリスト教あたりの。
で、例によって暗いです。重いです。でも日日日らしい軽いテンポがあって紙面を走る視線の速度は落ちません。でも暗いです。血みどろです。眼球抉っちゃいます。しかも脳髄まで届いちゃいます。
Posted by ブクログ 2011年12月19日
可愛い絵柄はより狂気をスタイリッシュ・スプラッタ・スウィートに加速させて、作者の軽妙だけど、どこかしつこい文を頭に溶かし込んでくれることだろう。
可愛く、笑いながら、殺して、幸せを追う。相反するギャップ萌えを楽しめる作品。
眼球えぐっちゃうぞ!!! グリコかわいいよグリコ。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
竜ゑちゃんとヘビのコンビが好き。
殺菌消毒の能力が好き。
ゼキくん好き。
一人部屋ホントすき。
キャンディーキングダムとか音楽にしてください。
Posted by ブクログ 2009年10月07日
貧しいながらもケナゲに生きる高校生・宇佐川鈴音には愛する人がいた。
知力、体力、財力、ルックスすべてに完璧な教師―その名は賢木愚龍。
ある日あるとき鈴音が見た「林檎の夢」をきっかけに、二人は有象無象の輩に
その純愛を邪魔されることとなる―。魑魅魍魎を相手に二人は生き残れるのか?
第1回MF文...続きを読む庫Jライトノベル新人賞編集長特別賞受賞。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
1年で4つの賞をとった新人作家の日日日の作品。
正直、作風を全く知らない新人なので不安でした。奇天烈な登場人物とグロイ表現、戦闘がよかった。時々、それはないだろうというところもあったのでこんな評価に。なんか、続くらしいの次巻にも期待。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
前半と後半の物語の主点がいつのまにかすり替わっていたような気がする。ホラーと書いたけれど、裏の簡単な解説ではファンタジーになるらしい。
確かに、ホラーではないよなぁ…。どこで聞き間違ったんだろ?(笑)
モチーフになっているのは、アダムとイヴの楽園追放のお話。
相変わらず異様なネーミングの登場人...続きを読む物たちだが、「狂乱シリーズ」や「アンダカ」とは違い、妙に落ち着いた感じを受けたのは、多分にフツーの恋愛をキャラがしていたからだろうね。
他の作品では、キャラの性格自体がトンデモな性格をしているのだけれど、この作品で登場するのは、意外と現実に近い(でも身近に居ることは、多分皆無な)設定だったので、そう感じたのかな?
去年の文芸賞ラッシュの最初の作品にして最後の刊行本という位置づけで、どうも難産だったようだね。
先に刊行された、作品群を読んでいるとちょっとインパクトに欠けるようだが、ほぼ後半の主役になっている眼球抉子(笑)のキャラ立ちで濃ゆさが維持されていた。
狂乱シリーズを読んでいて分かるのだが、主題がいつもシンプルだと思う。
イワユル、人間関係についてのお話なんだよね。
まあ、どんな物語でも人が出てくれば全て人間関係のお話なんだろうけれど、かなり分かりやすく書かれているので、気を緩めるとちょっと「そうだよね」とか、簡単な事に気付かされた感覚を味わせてくれる。