【感想・ネタバレ】リボルバーのレビュー

あらすじ

パリのオークション会社に勤務する高遠冴の元にある日、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれた。それはフィンセント・ファン・ゴッホの自殺に使われたものだという。だが持ち主は得体の知れない女性。なぜ彼女の元に? リボルバーの真贋は? 調べを進めるうち、冴はゴッホとゴーギャンの知られざる真実に迫っていく。傑作アートミステリ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

私は美術作品の知識は全くないが、原田マハさんの作品の美術小説を読むたびに愛が溢れているなと感じる。今回も主人公の冴がゴーギャンやゴッホに対する愛を持って仕事をし、温かい結論に達する。読後感がとても良く温かい気持ちになった。どこかロマンがあるのもいい。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゴッホが自殺に使ったものとしてオークション会社に持ち込まれたリボルバー。一般的には自殺と認識されていながらも、その最期には謎の多いゴッホの死に、足跡、作品、人間関係などから迫っており、簡単にフィクションとは言えないリアリティがあった。リボルバーの歴史が明らかになったところで話が収束していくと思いきや、付着していた絵の具や、ゴーギャンの絵の発見など、最後まで盛り上がる展開で、あっという間に読めた。まだまだ筆者の作品はたくさんあるので、少しずつ読み進めていきたい。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゴッホの話かと思いきやゴーギャンにスポットが当たっている。ゴーギャン目線からみたゴッホとゴーギャンの関係性を史実と史実の隙間にある余白をifで埋めたお見事な小説。ただ、ゴーギャンとゴッホの史実があるからこそ感情が動かされる部分はあるが、ゴッホとゴーギャンという下地がなければ膝を打つような真新しいトリックや展開があるわけではないと思う。
でも史実と矛盾させないで最大限に想像を広げてかの二人の関係性を描いている所についつい読み進めてしまう。
ゴッホとゴーギャン好きには勧めたい。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この物語はゴッホとゴーギャン、そして冴と莉子の2組の友情を描いた物語だと思いました。読みながらゴッホとゴーギャンの関係性や生涯について調べたくなります。ものに価値を与えるのは、それ自身ではなく、そのものが抱える背景なんだなと思いました。実際の史実は分かっていませんが、ゴーギャンの自分の届かない存在へとなっていくゴッホに対する思いと、ゴッホの天才故の孤独を分かってくれないゴーギャンに対する思いのすれ違いの結果が不幸な事故を招いてしまったのだとしたらとても切ないな…と思いました。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゴッホの絵が特に好きだったわけではありませんが、ずいぶん前にゴッホが主人公の映画を観て、ゴッホの人となりに興味をを持っていました。

ゴッホの自殺に対しての真相部分はフィクションとはいえ非常に衝撃的でした。

ゴーギャンにまるわる目線のお話の方がゴッホのそれよりも詳しく書かれていましたが、個人的にはやはりゴッホの生涯と絵に対して興味が深まりました。

ゴッホの画集を観てみたいと思いました。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

原田マハのアートミステリー系の作品。

史実ではゴッホはゴーギャンに見放され、自殺を図ったというものだが、そうではなく本当はゴーギャンによりリボルバーで撃たれたのでは…という構図を作り出し、それを解明していく物語。

話の道筋や破綻を避ける繊細な作り込み、盗まれたタブローや友人を含む無駄のない登場人物など伏線の貼り方もすごく丁寧で面白かった。が、しかし同著「楽園のカンヴァス」ほど心を揺さぶるものがなかったのとミステリー特有の驚きという側面では少し物足りなさを感じたのも事実。

割とハッピーエンド的な終わり方は好み。

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2026年02月28日

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