あらすじ
安定した生活を夢見て業界大手の『日々警備保障』に就職した南。事務職を希望していたものの、配属された先は『異界遺失物係』という謎めいた部署。その業務内容は、人間ならざる『住人』のうち、生きている人間に悪影響を及ぼしたり、危害を加えるまでに拗らせた『住人』の未練を探して成仏させること。コミュニケーション能力に乏しいくせに、思い立ったら即行動な五十嵐と、彼に振り回される南だが、仕事を通してお互いを知る中で、ふたりの距離は縮まっていき…。そんなある日、五十嵐の過去に関係し、彼のトラウマを刺激するらしき案件が?――見た目も性格も凸凹なバディがおくる、特殊で異色なお仕事ドラマ!
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Posted by ブクログ
楽人のお兄ちゃん、いいこすぎん??
あのまま大人になってたら、きっと愛せるブラコン男になってたんだろうな。楽人の同級生は普通にやりすぎでドン引き。
それにしても南の運動神経は、短距離も障害物も得意(自称)なのに準備体操に手こずってる表現がとてもチグハグで、疑いの目で見ている笑
Posted by ブクログ
犬だったり、手だけだったり、亡くなっていたり、実はまだ死んでいなかったり。
犬にしても、手にしても、会話が最初から成立しないから解決の糸口を見つけるのが大変大変。
そんなバリエーション豊かな案件でありながら、全編通して南ちゃんと五十嵐さんの掘り下げ話だった2巻。
同僚の皆さまの掘り下げというか正体に関する話は前回やってますしね。
しかし、まさか二人があんなところで繋がっていようとは。
特に五十嵐さんの掘り下げ話は、日常のルーティンにまで及んだので、私生活がほぼ丸裸に。
そして諸事情とはいえ、彼の部屋までご一緒したり、何なら服を脱がせる展開になったりと、フラグを爆速で立てて回収した南ちゃん。
お疲れ様でした。
あまりに様々な伏線を回収したので、これでお話自体終わるのかなと思いきや、ラストの部長の発言がやや不穏な感じに。
潜在的な……これはまたデカい案件に育ちそうな予感がひしひしとしてきます。
怖くもあり、楽しみでもある。