【感想・ネタバレ】剣客群像のレビュー

あらすじ

女武芸者の佐々木留伊が、夜の町に出没して<辻投げ>をおこなうのも、つまるところは、男を漁り男を得、子を生み妻となり母となりたいがためのことなのである──という書き出しで始まる「妙音記」は、美しく強い女の人生の転機をユーモラスに描いている。ほかに試合で負けたものは勝者の弟子になるという、奇怪な申し出で闊歩する男たちを描いた「秘伝」など、小気味よい江戸の日常を背景に、エロスに根ざす人間の欲望を個性ゆたかな剣客の姿を機智をもってとらえた七篇。

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Posted by ブクログ

正直、あまり内容を覚えていない(読んだのが入院中だったし、借りた本だし)武術の達人の話を集めた短編集で、それぞれいろんな魅力のある主人公のお話だったと思うが、作者との相性なのかな、あまりピンと来なかった。新撰組の原田左之助の話は面白かった。

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2009年10月04日

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