あらすじ
情熱の恋!! 艶めく粋!! 祇園で「百年に一人」といわれるまでになった、舞妓・咲也。恋をして、深みを増す咲也の美しさは、他を圧倒するほど。だが、すべてをかけた恋に、決着をつけるときが……!?
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圧巻でした。
背筋をピンッと伸ばして生きようと思いました。
私が生まれる前の話だけど、同年代の目線で読ませて頂きました。
本当に、しっかり生きることをしなくちゃ。
いい生き方をしなくちゃ。
一流を目指さなくちゃ。
そして、そして。
幸せにならなくちゃ。
何より背筋をピンッと伸ばさなきゃ。
ありがとうございましたm(_ _)m
花街は世界一の「ホステス」
この漫画と、モデルの峰子さんの本を読んだ。
正直感動した。
峰子さん、咲也ちゃん、両者もちろん努力家でいらして美貌をもっている事がこれほどの人気を誇ったろうと思うが
何よりも祇園と置き屋さんのプロデュース力、育成力がすばらしいとも思った。
男性の「お姫様」好きを理解して
公家の血筋の、屋形の跡取り、美しく、浮世離れした、少女を
純粋培養している。
芸妓、芸者は美しく神秘的だと思うが結局はむかしの「ホステス」というのを少女には思わせずあくまで無垢に育て上げていったのだろう。
少し周りを見れば、籍に入れなかったり不倫したり、何よりお金で買われているのに…
咲也はあくまで気高く愛らしい。
舞妓さんの格好は昔のお嬢様の服装を真似て芸妓見習いに着せたものだというので
現代のセーラー服とか、お嬢様学校の制服みたいなイメージだろうか?
歴史や外観は
彼女たちは芸者、芸妓達は男性の欲望を癒す存在のように見えるのに
不思議と男の方が誘惑されているように感じられるから花街というのは奥が深い。
芸者、芸妓、舞妓、というのは世界一のホステスさんであると思う。
現代では一層、神秘的で、そして咲也が目指した「古典芸能の守り手」に近付いてきているのではないだろうか?
と思わせてくれた。