【感想・ネタバレ】逆ソクラテスのレビュー

あらすじ

逆転劇なるか!? カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎える(逆ソクラテス)。足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうが(スロウではない)。最後のミニバス大会。五人は、あと一歩のところで、“敵”に負けてしまった。アンハッピー。でも、戦いはまだ続いているかも(アンスポーツマンライク)。など短編全5編の主人公はすべて小学生。デビュー20年目の新境地ともいえる本作は、伊坂幸太郎史上、最高の読後感! 2021年本屋大賞第4位。柴田錬三郎賞受賞作品。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々の伊坂幸太郎。伏線回収のギミックは流石のこと、人情や哲学を書くのが本当に上手い。押し付けがましくなく、コミカルで、じんとくる。各短編のラストは涙が滲んだ。特に表題作の「逆ソクラテス」の冒頭とラストの伏線回収は爽快。「アンスポーツマンライク」と「逆ワトソン」のつながりも素晴らしい。伊坂幸太郎の小説をまた色々と読みたくなった。

0
2026年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編が幾つもある本で、違う物語の中で登場人物が登場してくるシーンも興奮した。物語の中でこのシーンは何のシーンだろうと思った箇所が最後まで読むとここに繋がるのか...!!となる事が多くてその度に鳥肌が立った。伏線回収される爽快感があってとても良かった。

「先入観」で最初からこうだと決め込んでしまったら、何も変わらない。先入観で悪く決めつけられた相手は萎縮してしまうし、可能性をなくしてしまう事に改めて気付けた。間違えた道を選んでも、軌道修正して真面目に続けていたら前を向いていけるいうのが物語の要になっていて好きな作品の1つになった。

0
2026年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。自分が小学校時代に戻った錯覚に陥りました。先入観やいじめに対して的確に言語化されており、自分の中で納得と感動、喝采の嵐でした。ビジネス書のような小説でした。相手によって態度を変えるやつはカッコ悪い。見下すやつは相手にしなくて良い。いじめられた人は、いじめたやつのことは忘れない。世間は狭いし繋がっていて、いつか再会し見返され、やり返される。されて嫌なことはしないようにと思った。

0
2026年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小学生が主人公の短編集。
良いフレーズがいくつもあった。
また忘れた頃に読み返したい。
磯憲好き。
話が少しリンクしている部分があるのがアツかった。

0
2026年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり賢い少年が出てくる話は好きだなと思った。この作品が好きだった人には森見登美彦さんの「ペンギンハイウェイ」をお勧めします!
伊坂幸太郎さんの作品を初めて読んだが、とても読みやすい文章だったので、他の作品も読んでみたいと思った。
印象に残った言葉は、
「自分はそうは思わない」と心の中で思う
という言葉だ。少年かっこいい✨

0
2026年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子供ならではの自分が見えている世界が全て、な感じ。そしてそんな「世界」を変えようと奮闘する姿が、応援したい気持ちにさせられる。面白かった。

0
2026年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伊坂幸太郎作品を初めて読んだ。自分は好きだったけど、読後に評判見たら賛否両論というか、否寄りだった印象。。それはそれとして、短編集で一夜一作くらいのペースで読んだ。こういう大人いるよなーって。子供の当時は言葉にできなかったし、そもそも自分の気持ちとかもはっきり分からなくて、ただずっとモヤモヤしてたなーって。自分は咄嗟に口は立たないし、今更というか、どのみち後の祭りなんだろうけど、年齢重ねるうちに周回遅れて気づいた色々なこととかもあるなかで、当時の子供時代を少し思い出すような再現VTRを見てる感じだった。大人とか年上ってだけで敬え感にうんざりしてたこととか、そういう奴らに一泡吹かせたいみたいな感じの共感の嵐。逆にというか、勧善懲悪でいうところの悪にも共感してる自分もいた気もする。今活躍してる人は、いわゆる不断の努力の結果で今の成功を収めてることは想像できるけど、それでもどうしようもなく辛くて全てをぶち壊したくなる、みたいな気持ちもわかる気がした。たぶん人は些細なことからでもおかしくなるものなんだろうなと思った。だから色んな考え方を知って、色んな価値観を増やしてくことは大事と思った。そういう意味で、逆転の発想というか、敵はいなくならないし、状況も変わってないのかもしれないけど、見方を変えたり、考え方を変えたり、ストレス発散法というか、そういうテクニック的なヒントは多く含まれる作品だと思った。

0
2026年02月16日

「小説」ランキング