【感想・ネタバレ】「舌」は口ほどにものを言う 漢方薬局てんぐさ堂の事件簿のレビュー

あらすじ

累計20万部突破「薬剤師・毒島花織の名推理」新シリーズ誕生!
薬剤師試験に3回落ちた薬局の新米店主と漢方医学のプロが、様々な謎に挑む!漢方の豆知識もわかる養生ミステリーです。

新宿で50年以上続く「漢方薬局てんぐさ堂」には、今日も様々な悩みを抱えた患者がやってくる。薬剤師が患者に不可解な忠告をした理由とは? 元教師が木の実を恐がるのはなぜ? 味覚をなくしたグルメリポーターを襲った悲劇とは? 毒草を探す会社員の目的は? 薬剤師試験に3回落ちたてんぐさ堂の新米店主と漢方医学のプロが、患者が抱える不調と謎を解き明かす!

(著者情報)
塔山 郁(とうやま・かおる)
1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『毒殺魔の教室』にて2009年デビュー。他の著書に『悪霊の棲む部屋』『ターニング・ポイント』『人喰いの家』『F 霊能捜査官・橘川七海』「薬剤師・毒島花織の名推理」シリーズ(すべて宝島社文庫)がある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

漢方薬局てんぐさ堂の事件簿。毒島さんが出てこない新シリーズらしい。大麻は甘い匂いがする。夏梅の実は青いどんぐりのような形で木天蓼またたびの実で、アブラムシが寄生した虫こぶから作る漢方薬になりリウマチに効く。世界一まずい飴、フィンランドのお菓子サルミアッキはリコリス菓子で甘草が入っているから大量に摂取しないよう注意しなくてはならない。最後に経営者奈津美の父親がしっかり飲み屋で健康関係の話題で話しかけては、体調に悪いところがあれば漢方薬がいい。近くにいい漢方薬局があると宣伝してるようだ。続きがでればいいな。

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2024年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1話目は入門だからか薄味で物足りなく感じたけど、2話目からはとてもおもしろかった。
漢方の話も、ミステリーとしても。

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2023年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

薬剤師・毒島花織の名推理シリーズの
スピンオフ的な作品かな?なんて思いながら
読んだらまったくもっていい意味で騙された。
漢方薬って葛根湯くらいしか知らなかったし
薬と違って漢方薬を飲むことに対して
そこまで意識していなかったんですが、
なかなか奥が深い漢方薬についてのお話が
いっぱいでした。ストーリーの謎に関しては
別作品に出てくる毒島花織同様、宇月さん
謎解き過ぎやろっ!まぁちょっと体質が
変わってそれに伴って人と違う感覚で
推理できるってところは興味深かった。
「漢方薬局てんぐさ堂」を支える薬剤師も
店主の奈津美もいいキャラで次回作が
あってもまだまだ面白そうですね。

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2024年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】第一話 漢方薬入門/第二話 夏梅の実る頃/第三話 ノーテイスト・ノーライフ/第四話 長男の務め

薬剤師試験に3回落ちて薬剤師になることを諦め、経営者としての父の薬局を継ぐことにした新米店主・奈津美。そこに勤めたばかりの宇月が様々な謎に挑む。
「薬剤師・毒島」シリーズのスピンオフ。

麻の話、リウマチに効く薬の話、新型コロナの後遺症である味覚異常と甘草の過剰摂取の話、毒草の話。
漢方豆知識という感じ。薬にしろサプリメントにしろ、素人判断でのむものではないのはもちろんだけれど、気づかずに摂取していることもあるから、成分表示には気をつけよう。

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2024年05月05日

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