あらすじ
真っ白な髪に、真っ赤な瞳。透き通るように白い肌を持つセアラは薬屋を営んでいる。セアラには最近、悩みがあった。それは毎晩、店に現われる珍妙な客・姫君の護衛騎士リュディガーだ。彼は閉店間際に店にきては、眼鏡の奥で光る鋭い瞳でじぃっとセアラを見つめてくる。そうしてから解毒剤を買って帰っていく。こんな奇妙な行動が、もう何日も繰り返されていた。ある晩、いつものように現れたリュディガーは明らかに体調が悪かった。話しを聞けば、リュディガーは彼に想いを寄せる姫君から、連日惚れ薬を飲まされていたらしい。リュディガーは惚れ薬を飲まされる度にセアラの店へ訪れ、セアラの顔を眺めては「自分はまだセアラのことを好いている」と確かめていたのだという。思いもよらぬ真実。しかしリュディガーの告白はまだ続く。「今日の毒は体液を取り入れた相手に惚れる効果がある。しかも体液を取り入れるまで、催淫効果が続く――。この毒は貴女しか解毒できないのです」
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短くて読みやすい
ヒーロー最初は不審者みたいで笑えました。何も言わずにジーッと見つめられてるのヒロイン怖かっただろうに(笑)
ヒーローの解毒する為にってのは言い訳で本当は早くからヒーローに惹かれてたんじゃないの〜とニヤニヤしながら読んでしまいました。王女はアホだな。まあ、二人をくっつける為にいい仕事したんですけどね。
短いし、スラスラお読みやすくて満足でした。
あっという間に読み終わってしまったけれど、面白かったー。リュディガーがセアラのお店に来ている理由知った時には色々な意味で驚いたけれども。理由わかるまでは結構怖いよねえと思ったり。
毎回結婚しようと言ってくるリュディガーはすごいな。それはセアラも絆されるというか。いつ好きになったのかな。
楽しかったです。
色々気になるけどおもしろい
初めて読む作家さんでしたが、テンポもよくて時々コミカルで、読んでいてとても楽しかったです。
セアラのキャラクターも魅力的だし、ヒーローの色々な背景が気になりすぎるけど、そこがかえっておもしろい。
将軍の弱みを握ってるとか、部下にものすごく好かれてるとか、なんでそんなに強いんだとか、聞きたいことは山盛りですが、そこを明かさないところがおしゃれ！
楽しかったので、他の作品も読んでみます。
おもしろかった！
これぞ溺愛ですね。王女がリュディガーに迫る理由はかなり自分勝手で、最後まで自分が何をしたのかわかっていませんでしたが、このページ数ではそこまで描き切るのは無理だったのでしょう。セアラの心情の動きは手に取るように分かりました。
溺愛
冷酷ってのがアレを指すのなら、割とスッキリする冷酷さですね！ヒロインはアルビノみたいですが、表紙だとわかりません。ヒロインにとっては世間の方が冷酷でした。
