あらすじ
仮説が湧けば、あらゆる仕事が秒で終わる。
「エンジニア×戦略コンサル×ビジネスプロデューサー」という異質のキャリアから生まれた思考法
本書では、仮説を一瞬ではじき出すための思考法である「瞬考」と、新しい時代の職種「ビジネスプロデューサー」についてお伝えする。
インターネットによって、モノだけでなく、人も含め、あらゆるものがつながっている状態になった。「つながった時代」云々は、以前から論じられているが、この「つながった時代」によって引き起こされた変化を、日々の働き方、自分自身の思考法に落とし込めているビジネスパーソンは非常に少ないと感じている。
ITの歴史の変遷と原理を振り返れば明らかなのだが、あらゆるモノがつながっているということは、そこには少数の「選ぶ側」と圧倒的多数の「選ばれる側」が生まれることになる。
「選ぶ側」というのが物事を実現していくビジネスプロデューサーである。
ビジネスプロデューサーになるためには、人、モノ、金など、あらゆる資源を集め、統合していく必要があるのだが、その起点になるのが「瞬考」なのだ。
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Posted by ブクログ
・AIをうまく使いこなすには、「何をやるか」
という目的の設定が重要となる。
目的の設定のためには、「何が問題か」
を把握する仮設スキルが求められる。
・データや事実に基づいて議論を行う。
・論文を読み漁ることで、全体像を掴む。
・ー人を感動させる物語、役に立つノウハウを書く作家をいかに確保するか
ーいかに売れる本を作るか
ー過去に制作した書籍(翻訳権などのIP含めて)をいかに活性化して売っていくか
・すべての物事には「背景」があり、
そこに「メカニズム」が隠されている。
・「S.」
アナログならではの別の価値を訴求すべき。
・「みんなが集まる池を作る」笠井一二さん
・ビジネスプロデューサーの動き
1.課題仮説の発見
2.課題をタスクごとに因数分解
3.タスクごとに最適なスペシャリストをキャスティング
4.タスクの実行
5.アウトプットの提供
6.とりまとめ、全体としてのアウトプット
→ゴールは「丸投げされても成果を出せること」
※スペシャリストを選ぶ基準もここ
・諦めてしまう人か、諦めずになんとか努力してくる人
・ー自分が今いる分野で他にどんな競合がいるのか把握する
ー自分がどのあたりに位置しているかを明確に把握する
・信頼は「一生懸命さ」から生まれる。
フィー以上のことをした場合、そこには何らかの結合力が出る。
・一聞いて十調べる人になれ。