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  • 瞬考 メカニズムを捉え、仮説を一瞬ではじき出す
    3.8
    仮説が湧けば、あらゆる仕事が秒で終わる。 「エンジニア×戦略コンサル×ビジネスプロデューサー」という異質のキャリアから生まれた思考法 本書では、仮説を一瞬ではじき出すための思考法である「瞬考」と、新しい時代の職種「ビジネスプロデューサー」についてお伝えする。 インターネットによって、モノだけでなく、人も含め、あらゆるものがつながっている状態になった。「つながった時代」云々は、以前から論じられているが、この「つながった時代」によって引き起こされた変化を、日々の働き方、自分自身の思考法に落とし込めているビジネスパーソンは非常に少ないと感じている。 ITの歴史の変遷と原理を振り返れば明らかなのだが、あらゆるモノがつながっているということは、そこには少数の「選ぶ側」と圧倒的多数の「選ばれる側」が生まれることになる。 「選ぶ側」というのが物事を実現していくビジネスプロデューサーである。 ビジネスプロデューサーになるためには、人、モノ、金など、あらゆる資源を集め、統合していく必要があるのだが、その起点になるのが「瞬考」なのだ。

ユーザーレビュー

  • 瞬考 メカニズムを捉え、仮説を一瞬ではじき出す

    Posted by ブクログ

    捻り出す圧倒的な知識量
    アナロジー、事象、物事、自分の知識や経験を「何かにているもの」にたとえること、
    一見無関係な2つのものを見つけて、そこに関係性をみつけること
    相手が知らなくてかつ知るべきことの仮説を捻り出す。→このマトリックスがかなり良い
    エクスペリエンスカーブ
    縦軸は業界を超え、横軸は長い歴史をみる

    私の仕事上はまずは第一章を読めばある程度掴めた感じがした。ビジネスプロデューサーを目指す方はより後半をじっくり読むのが良いと感じる。




    0
    2024年07月25日
  • 瞬考 メカニズムを捉え、仮説を一瞬ではじき出す

    Posted by ブクログ

    実用書。AI時代を生きていくためのものの考え方や捉え方指南。

    とても自分には及ばない高みにいる方なのでしょうが、すぐそこまで降りてきて、YOASOBIやK-POPやゲーム業界など身近な題材を例に専門用語を噛み砕き、話を分かりやすく説いてくれるので理解が捗りました。
    導入として取っ掛かりの良い旬のものを持ってくる、頭のいい書き方だと思いました。
    序盤で、自身の経歴について「大学院を卒業し…」とボカすような書き方するなと思い作者経歴を見て、なるほど格好いいなと思いました。
    優れた人ほど自身の経歴をひけらかさない、本文に直接関係のない情報はあえていれない、この方の自信を感じました。

    我ながらあま

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    2023年12月16日
  • 瞬考 メカニズムを捉え、仮説を一瞬ではじき出す

    Posted by ブクログ

    書店でウロウロしていたときに、平積みされていたのを発見。ほぼジャケ買いでしたが良書でした。
    仮説思考やロジカルシンキングなどのスキル系・コンサルによる仕事の流儀系…の2大派閥(時にはその2つが重なり合うことも)が権勢を振るうビジネス本マーケットですが、本著はまさにハイブリッド型?
    ”そもそも仮説思考のスピードを上げるには”というスキル視点を「瞬考」というキャッチーなタイトルに込めつつ、その実令和のキャリアの築き方や、すべての仕事に通ずるマインドについても学べる、なかなか欲張りな構成になっている。
    (要は著者の山川さんのスキル・マインドをまるっと学べる一冊に仕上がっているわけですが、ChatGP

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    2023年07月02日
  • 瞬考 メカニズムを捉え、仮説を一瞬ではじき出す

    Posted by ブクログ

    BCGコンサル、ドリームインキュベーターの創業を手がけた『ビジネスプロデューサー』

    前半はインプットを経た瞬考と後半はアウトプットのビジネスプロデューサーとなるには、という流れ

    瞬考とは仮説を一瞬で導き出す思考法。
    そして相手に求められる価値ある仮説とは「相手が知らず、かつ、知るべきこと」を提供する。

    打てば響くには1を聞いて10調べることの積み重ねが必要であり、圧倒的な知識の接続からメカニズムを捉え類推(アナロジー)することである。
    そのインプット例の一つが四季報写経10年分など。

    いかに信頼のネットワークを作り上げるかが、これからの社会では求められており単なるスペシャリストではなく

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    2025年06月12日
  • 瞬考 メカニズムを捉え、仮説を一瞬ではじき出す

    Posted by ブクログ

    BCGからドリームインキュベータに行かれた山川さんの本。

    一番印象的だったのは、圧倒的なインプット量を確保することの重要性。「一を聞いて十を調べる」ことで、知識がコネクトされて、発想力や思考力が深まる。そうしてあらゆるケースに応用可能なアナロジーが生まれる。これまで、こういう能力は閃きや右脳的なものと思っていたけど、自分の努力で習得できるものと思うと勇気が湧きました。長い軸をとって、自社+周辺業界を調べることで体系的に理解ができる。そしてその手段としての四季報丸暗記。

    後は、相手が知らず、知るべきことにフォーカスすること。コレは普段の仕事でもすぐ意識できることなので取り組みたいと思います。

    0
    2024年08月17日

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