山川隆義のレビュー一覧
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実用書。AI時代を生きていくためのものの考え方や捉え方指南。
とても自分には及ばない高みにいる方なのでしょうが、すぐそこまで降りてきて、YOASOBIやK-POPやゲーム業界など身近な題材を例に専門用語を噛み砕き、話を分かりやすく説いてくれるので理解が捗りました。
導入として取っ掛かりの良い旬のものを持ってくる、頭のいい書き方だと思いました。
序盤で、自身の経歴について「大学院を卒業し…」とボカすような書き方するなと思い作者経歴を見て、なるほど格好いいなと思いました。
優れた人ほど自身の経歴をひけらかさない、本文に直接関係のない情報はあえていれない、この方の自信を感じました。
我ながらあま -
Posted by ブクログ
書店でウロウロしていたときに、平積みされていたのを発見。ほぼジャケ買いでしたが良書でした。
仮説思考やロジカルシンキングなどのスキル系・コンサルによる仕事の流儀系…の2大派閥(時にはその2つが重なり合うことも)が権勢を振るうビジネス本マーケットですが、本著はまさにハイブリッド型?
”そもそも仮説思考のスピードを上げるには”というスキル視点を「瞬考」というキャッチーなタイトルに込めつつ、その実令和のキャリアの築き方や、すべての仕事に通ずるマインドについても学べる、なかなか欲張りな構成になっている。
(要は著者の山川さんのスキル・マインドをまるっと学べる一冊に仕上がっているわけですが、ChatGP -
Posted by ブクログ
BCGコンサル、ドリームインキュベーターの創業を手がけた『ビジネスプロデューサー』
前半はインプットを経た瞬考と後半はアウトプットのビジネスプロデューサーとなるには、という流れ
瞬考とは仮説を一瞬で導き出す思考法。
そして相手に求められる価値ある仮説とは「相手が知らず、かつ、知るべきこと」を提供する。
打てば響くには1を聞いて10調べることの積み重ねが必要であり、圧倒的な知識の接続からメカニズムを捉え類推(アナロジー)することである。
そのインプット例の一つが四季報写経10年分など。
いかに信頼のネットワークを作り上げるかが、これからの社会では求められており単なるスペシャリストではなく -
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BCGからドリームインキュベータに行かれた山川さんの本。
一番印象的だったのは、圧倒的なインプット量を確保することの重要性。「一を聞いて十を調べる」ことで、知識がコネクトされて、発想力や思考力が深まる。そうしてあらゆるケースに応用可能なアナロジーが生まれる。これまで、こういう能力は閃きや右脳的なものと思っていたけど、自分の努力で習得できるものと思うと勇気が湧きました。長い軸をとって、自社+周辺業界を調べることで体系的に理解ができる。そしてその手段としての四季報丸暗記。
後は、相手が知らず、知るべきことにフォーカスすること。コレは普段の仕事でもすぐ意識できることなので取り組みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・AIをうまく使いこなすには、「何をやるか」
という目的の設定が重要となる。
目的の設定のためには、「何が問題か」
を把握する仮設スキルが求められる。
・データや事実に基づいて議論を行う。
・論文を読み漁ることで、全体像を掴む。
・ー人を感動させる物語、役に立つノウハウを書く作家をいかに確保するか
ーいかに売れる本を作るか
ー過去に制作した書籍(翻訳権などのIP含めて)をいかに活性化して売っていくか
・すべての物事には「背景」があり、
そこに「メカニズム」が隠されている。
・「S.」
アナログならではの別の価値を訴求すべき。
・「みんなが集まる池を作る」笠井一二さん
・ビジネスプ -
Posted by ブクログ
本のカバーの扉に「小手先のコンサルティングは、ほとんど無意味である。」とあるように、何かすぐに成果が出ることを教えてくれる本ではない。
ネットで世界がつながった世界においてはスペシャリストは選ばれる側で、選ぶ側であるビジネスプロデューサーの立場が重要となり、その立場になるには仮説が求める。その仮説を生み出す考え方、プロセスが本のタイトルである「瞬考」。
「瞬考」とあるが、それを生み出すためには膨大なインプットが求められ、四季報の丸暗記や、インプットからのモデル抽出といった、仮説構築のための事前準備の大事さを説いている。そういった事前準備があるからこそ、お題が与えられた際に、すぐに仮説を導きだせ -
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◆「一を聞いて十を知る」の境地に至るための方法。それは、「一を聞いて十を調べる」ことである。
5年、10年と「一を聞いて十を調べる」ことを継続する。その努力によって累積したインプットは、大きな「知の資産」となる。
◆「相手が知らなくて、かつ、知るべきこと」の仮説を捻り出すことがビジネスパーソンとしての付加価値
◆瞬考のポイント
①求められる仮説とは「相手が知らなくて、かつ、知るべきこと」を捻り出すこと
②仮説構築をするためには、事象が起きたメカニズムを探る必要がある。メカニズム探索では、「歴史の横軸」「業界知識の縦軸」そして、その事象が起きた「背景」を意識する
③導き出した仮説を「メ